グランクレストRPG平行サプリメント紹介 その52 追加ワークス特技1

権利表記とか

権利表記

この記事は「矢野俊作/チームバレルロール」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『グランクレストRPG』の二次創作物です。

■表記法 Ver.1.02

この記事では、公式のルールブック、サプリメントと同様の略号を用いてルールブック、サプリメントの名称表記を省略している。また、各項目の読み方に関しても公式と同じ読み方をすることを想定している。
 ルールブックとルールの区別を行う際には、ルールの側を「」をつけた表記で、ルールブックを『』をつけた表記で行うこととしている。
 この表記法に関する部分は改編を含む再配布を自由に行ってもよい。改編した際はバージョンの表記を変更しておくこと。この際、変更の内容に関しては規定しない。
 この表記法は内容に大きな変更のない改変(サプリメントを記事や本書といった表現に変更するなど)ではバージョンを変更しなくてもよい。

表記法のコンセプト
さまざまな記事や公開物の最初に書く項目に関して、そのままでも使用可能な例を挙げることで、オリジナルデータやそれを含むサプリメントの作成者を支援するためにこのような他でも使用できる形式での表記としている。

平行サプリ紹介その52 ワークス特技1


ワークス特技は以下のように表記法を若干変更している。
まとめるとクラス特技に合わせるという意味である。

ワークス特技の追加
 追加ワークス特技を追加する。ここでは、ワークス特技の表記もクラス特技と同様の表記方法に統一する。例えば、これまではクラス特技では「判定:自動成功」、ワークス特技では「判定:-」となっていたところを「判定:自動成功」に統一されることになる。この読み方はクラス特技と同じように読むこと。また、これに伴い「MC」の項目を追加する。これも読み方は読み方はすべてクラス特技を参考にすること。なお、既存のワークス特技に関しては、「MC:○」であることを想定し、それを踏まえた上で、追加されるワークス特技も「MC:○」を基本としている。

ワークス特技:共通


新たに追加される予定のデータ群、武技の強化である。

《武技熟練》 (ぶぎじゅくれん)
種別:共通 最大LV:5
タイミング:常時
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:- MC:○
 ひとつひとつの技をより磨き上げ、より効果的なものにしていることを表す特技。
 あなたが行う武技による攻撃のダメージに+1Dする。
 この特技のレベルが3になると、この特技の効果で上昇するダメージは+2Dとなり、レベルが5になると、この特技の効果で上昇するダメージは+3Dとなる。
 

休息の熟練とは……となるかもしれないが休息の熟練である。
休息による回復量が上昇する。
演出に使うといいかもしれない。

《休息熟練》 (きゅうそくじゅくれん)
種別:共通 最大LV:1
タイミング:常時
判定:自動成功 対象:効果参照
射程:- 目標値:-
コスト:- MC:○
 宴を盛り上げる方法や効率的に休むための工夫など、あなたは効率的に休むということに習熟している。あなたがいるだけで仲間たちも効果的に休息を行うことができる。
 この特技の効果はあなたと共に睡眠、もしくは休息を行った任意のキャラクターに適用される。6時間以上の睡眠を行った際に回復する【HP】と【MP】に+【共感】する。この際、部隊を統率している場合はさらに士気を2点回復する。さらに、魔境内での休息を行う場合、5ターンではなく3ターンで士気が1点回復するようになり、休息1ターンごとに追加で【HP】と【MP】を1D点回復する。

レベル3の場合は確実に少しばかりたしなんでいる趣味や知識ではない。
クリティカル時のボーナスを設定することで、積極的に判定に用いるように誘導している。

《知識のたしなみ》 (ちしきのたしなみ)
種別:共通 最大LV:3
タイミング:常時
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:- MC:○
 あなたは少しばかりたしなんでいる趣味や知識がある。そう、少しばかり。
 〈専門知識:●●〉からひとつを選択して取得する。その〈専門知識:●●〉で行う判定の達成値に+[LV+1]する。
 この特技のレベルが3になると、1シナリオに1回まで、選択した〈専門知識:●●〉で行った判定のダイスの出目ひとつをクリティカルの確認前に6にすることができる。さらに、CLが5以上、かつ、この特技のレベルが3の場合、、1シナリオに1回まで、選択した〈専門知識:●●〉での判定にクリティカルした際に天運を1点獲得することができる。

こちらも同じく、やはりレベル3の場合は少しばかりたしなんでいる趣味や知識ではない。

《芸術のたしなみ》 (げいじゅつのたしなみ)
種別:共通 最大LV:3
タイミング:常時
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:- MC:○
 あなたは芸術を趣味としている。そして、それは見る者が見れば何か感じるものがあるかもしれないものだ。
 〈芸術:●●〉からひとつを選択して取得する。その〈芸術:●●〉で行う判定の達成値に+[LV+1]する。
 この特技のレベルが3になると、あなたは〈芸術:●●〉ひとつを3レベル以上で持つキャラクターにあなたが持つ〈芸術:●●〉による作品や演技を通してメッセージを伝えることができる。さらに、CL5以上、かつ、この特技のレベルが3の場合、1シナリオに1回まで、選択した〈芸術:●●〉での判定でクリティカルした際に天運を1点獲得することができる。

あなたは希望である。
ただし、ダイスが増えた上で二回失敗することもある。
あくまで可能性なのである。

《希望はここに》 (きぼうはここに)
種別:共通 最大LV:3
タイミング:判定の直前
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:0 MC:○
 あなたは誰かの希望である。それゆえに、好機において運命はあなたの味方をする。
 CL3以上で取得できる。あなたが持つ因縁の相手のキャラクターを助けるための判定のダイスを+1個する。この特技は戦闘中には使用できない。この特技は1シナリオに1回まで使用できる。この特技のレベルが3になると、この特技の効果を適用した判定を振り直すことができる。

未行動でシーンに登場する特技。
かっこいいセリフとともに登場して敵を倒すための特技である。

《約束をたがえぬ者》 (やくそくをたがえぬもの)
種別:共通 最大LV:5
タイミング:常時
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:- MC:○
 約束を守るために駆けつけて来る特技。運命を分けるごくわずかな時間を、あなたは手にすることができる。
 CL5以上で取得できる。あなたはシーン内のすべてのキャラクターが行動済みとなっているイニシアチブプロセスでシーンに未行動で登場することができる。どこに登場するのかはGMが決定すること。GMは距離が遠すぎるなどの理由でこの特技の使用を却下してもよい。基本は、この特技の効果は行動タイミングの指定と未行動であることとして判断すること。GMはこの特技の使用を却下してもよいが、その場合はこの特技のコストと使用可能回数は消費されない。

戦闘中に敵と問答をしたり、回想を挟んだりする特技。

《強まる意志》 (つよまるいし)
種別:共通 最大LV:1
タイミング:効果参照
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:0 MC:○
 あなたにとって重要な敵を改めて意識することで、自らの意志を再確認する特技。強い意志にこそ運命は味方するのだ。
 CL8以上で取得できる。あなたが戦闘中に、そのシーンに登場しているあなたの持つ因縁の相手である敵対的なキャラクターに対し、その因縁に関する演出を行うことで天運を1点得ることができる。この特技は1シナリオに1回まで使用できる。GMはこの特技の使用を却下してもよいが、その場合は使用可能回数は消費されない。

シナリオ中で本来は顔を合わさないはずの人とかと顔を合わせたりして物語をちょっと変える特技。
「お前はあのときの!」とか言える。
名前はあえて。

《運命の邂逅》 (うんめいのかいこう)
種別:共通(天運) 最大LV:1
タイミング:効果参照
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:天運1 MC:○
 理由があるのではない、必然性もない、ただ、運命が人を結びつける。あなたの運命はそんないたずらを好む。
 CL10以上で取得できる。この特技はシーンとシーンの間で使用できる。任意のキャラクターひとり、もしくは集団ひとつを選択する。明らかに無理な状況(GMが判断すること)を除き、そのキャラクター、もしくは集団と会話するためのシーンを作成することができる。この特技は1シナリオに1回まで使用できる。GMはこの特技の使用を却下してもよいが、その場合はこの特技のコストと使用可能回数は消費されない。

まとめ

ワークス:共通の特技である。

《知識のたしなみ》《芸術のたしなみ》などは共通ではない感じがするが、誘導する性質が強いことと、設定を考える際に使いやすくすることを踏まえて、ワークス特技:共通としてここに含んでいる。
そういうこともあり、PCの行動を誘導し、PLから語るように誘導する特技が多いかもしれない。

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