グランクレストRPG平行サプリメント紹介 その86 素手武技1

権利表記とか

権利表記

この記事は「矢野俊作/チームバレルロール」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『グランクレストRPG』の二次創作物です。

■表記法 Ver.1.02

この記事では、公式のルールブック、サプリメントと同様の略号を用いてルールブック、サプリメントの名称表記を省略している。また、各項目の読み方に関しても公式と同じ読み方をすることを想定している。
 ルールブックとルールの区別を行う際には、ルールの側を「」をつけた表記で、ルールブックを『』をつけた表記で行うこととしている。
 この表記法に関する部分は改編を含む再配布を自由に行ってもよい。改編した際はバージョンの表記を変更しておくこと。この際、変更の内容に関しては規定しない。
 この表記法は内容に大きな変更のない改変(サプリメントを記事や本書といった表現に変更するなど)ではバージョンを変更しなくてもよい。

表記法のコンセプト
さまざまな記事や公開物の最初に書く項目に関して、そのままでも使用可能な例を挙げることで、オリジナルデータやそれを含むサプリメントの作成者を支援するためにこのような他でも使用できる形式での表記としている。

平行サプリ紹介その86 素手武技1

素手の武技である。
素手は下位分類の武技であり、上位分類の格闘の武技と選択して習得できるようになる予定である。
これはいきなり例外であり、他では「種別:重武器」と「種別:長剣」のように種別でわかれるが、素手の武技では、「種別:格闘」と素手によるもので分かれている。これは、「種別:格闘」の武器のほとんどが「種別:素手」を持つためである。
素手の武技では単純な素手での戦闘方法だけでなく、素早く走る武技や特殊な呼吸法で回復する武技も含まれている。

格闘のものよりも少しだけ強力な追撃である。

《アディショナルインパクト》 素手武技1レベル
種別:武技(素手)
タイミング:メジャーアクション 効果時間:瞬間
判定:〈格闘〉 対象:単体
射程:武器 目標値:対決
コスト:4 MC:FW
 衝撃の追拳。素手ゆえの精密な打撃で相手の出を確実に潰して崩す連撃を放つ武技。
 あなたが素手で行う攻撃の直前に使用できる。その攻撃で1点以上のダメージを与えた、自身と同じSqにいる攻撃のキャラクターひとりの【HP】を[使用可能格闘武技レベル+〈格闘〉レベル]D点減少させる。

【反射】での格闘が可能となる武技である。
《拳足妙技》のようなものだが、ダイスが増えて達成値が下がる効果を持っている。

《フェザーアーツ》 素手武技1レベル
種別:武技(素手)
タイミング:判定の直前 効果時間:瞬間
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:2 MC:FW
 羽毛の技。あなたは素早さを重視し、軽く舞うような動きでの戦いを得意としている。
 あなたが素手で行う攻撃の命中判定は〈運動〉で行うことができる。この効果を適用した場合、その判定のダイスを+1個し、その達成値を2点減少させる。

【筋力】向けのクリティカル強化である。
1点以上のダメージで硬直を与えることができる。

《インパクトフィスト》 素手武技2レベル
種別:武技(素手)
タイミング:判定の直前 効果時間:瞬間
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:2 MC:FW
 衝撃の拳。強烈な一撃によって相手を粉砕する武技。
 あなたが行う攻撃の直前に使用する。その攻撃の命中判定の出目をクリティカルの確認前に+1することができる。さらに、この武技を使用した命中判定でクリティカルした場合に上昇するダメージに+[【筋力】×〈格闘〉レベル)]し、その攻撃で1点以上のダメージを与えた対象に硬直を与える。

素早く走る武技である。
跳躍のような移動のための判定も強化される。

《アクロバットランニング》 素手武技2レベル
種別:武技(素手)
タイミング:判定の直前 効果時間:瞬間
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:2 MC:○
 鍛走。あなたは身のこなしを鍛え、素早く移動することに慣れている。
 あなたが移動を行うための判定の直前に使用する。その判定の達成値に+[使用可能素手武技レベル]する。さらに、常時、あなたが武器を装備していない場合、あなたの【移動力】に+1する。

《ナチュラルアーツ》である。ほぼ格闘のものと変わらない。

《ナチュラルアーツ:素手》 素手武技3レベル
種別:武技(素手)
タイミング:メジャーアクション 効果時間:瞬間
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:0 MC:○
 武技定着。あなたは武技の修練を繰り返し、その技を定着させ自然に扱うことができる。
 このメジャーアクションでは、攻撃を行うメジャーアクションの武技と攻撃を行うメジャーアクションの特技を使用することができる。ただし、その武技、特技のうち一方では攻撃を行わず、もう一方の攻撃にその攻撃に対して適用される効果を適用する。この効果で使用するメジャーアクションは、いずれも「種別:素手」の武器によるものでなければならない。また、これらの武技と特技は同じ技能で判定できるものでなければならない。

跳び蹴りである。
飛行状態での直線移動と攻撃が組み合わさり、相手を移動させる効果がついている。

《フライングキック》 素手武技3レベル
種別:武技(素手/攻撃)
タイミング:メジャーアクション 効果時間:瞬間
判定:〈格闘〉 対象:単体
射程:0Sq 目標値:対決
コスト:8 MC:FW
 跳び蹴り。高く舞い上がり必殺の一蹴によって相手を粉砕する武技。攻撃後、反動で即座に距離を取ることも可能である。
 飛行状態として直線に移動可能距離が[使用可能素手武技レベル/2]Sqであるものとして移動した後、素手による攻撃を行う。この攻撃のダメージに+[【移動力】+(使用可能素手武技レベル×2)]する。この攻撃の後、移動妨害を無視して移動可能距離が1Sqであるものとして移動を行うことができる。
 使用可能武技レベルが5になると、この効果でダメージを与えたキャラクターをあなたがSqに進入した方向と逆方向に1Sq移動させることができる。この効果で壁などのオブジェクトに衝突して移動できない場合、移動する代わりにそのキャラクターの【HP】をあなたの[使用可能素手武技レベル]D点減少させる。

まとめ

ひとつ目の下位分類の武技である素手の武技である。
足払いや投げなども入れたかったが、他のものを優先したため入っていない。そのあたりは格闘から選択するといいだろう。

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