グランクレストRPG平行サプリメント紹介 その85 盾術武技2

権利表記とか

権利表記

この記事は「矢野俊作/チームバレルロール」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『グランクレストRPG』の二次創作物です。

■表記法 Ver.1.02

この記事では、公式のルールブック、サプリメントと同様の略号を用いてルールブック、サプリメントの名称表記を省略している。また、各項目の読み方に関しても公式と同じ読み方をすることを想定している。
 ルールブックとルールの区別を行う際には、ルールの側を「」をつけた表記で、ルールブックを『』をつけた表記で行うこととしている。
 この表記法に関する部分は改編を含む再配布を自由に行ってもよい。改編した際はバージョンの表記を変更しておくこと。この際、変更の内容に関しては規定しない。
 この表記法は内容に大きな変更のない改変(サプリメントを記事や本書といった表現に変更するなど)ではバージョンを変更しなくてもよい。

表記法のコンセプト
さまざまな記事や公開物の最初に書く項目に関して、そのままでも使用可能な例を挙げることで、オリジナルデータやそれを含むサプリメントの作成者を支援するためにこのような他でも使用できる形式での表記としている。

平行サプリ紹介その85 盾術武技2

盾術武技の後半、つまり高レベル向けの盾術武技である。

盾を投げることで味方のリアクション達成値を上昇させる武技である。
盾の投射が可能になるので、そこからの応用も可能である。

《シールドスロー》 盾武技4レベル
種別:武技(盾術/防御)
タイミング:判定の直前 効果時間:瞬間
判定:自動成功 対象:単体
射程:- 目標値:-
コスト:6 MC:FW
 盾を投げつけることで味方を助ける武技。
 あなたは装備している投射可能な「種別:盾」の武器をひとつ消費する。対象が行う攻撃に対するリアクションの達成値に+[使用可能盾術武技レベル/2]し、その攻撃に対する対象のすべての属性の防御力に+[使用可能盾術武技レベル]する。この武技は1ラウンドに[使用可能行使武技レベル/3]回まで使用できる。常時、あなたの装備している重量が[使用可能盾武技レベル/2]以下の「種別:盾」の武器は投射可能となる。

防御をはじいて斬りつけるというシンプルな武技である。
攻撃力の上昇に加えて限定的なガード無視を持つため、守りを固めている相手に対しては有効な武技である。

《パリィアンドスラッシュ》 盾術武技4レベル
種別:武技(盾術/攻撃)
タイミング:メジャーアクション 効果時間:瞬間
判定:白兵技能 対象:単体
射程:武器 目標値:対決
コスト:8 MC:FW
 弾き斬り。盾で相手の防御をはじいた隙を攻撃する武技。シンプルだが防ぐことに慣れているからこその経験と知識が可能とする技である。
 この武技はあなたが「種別:盾」の武器を装備している場合にのみ使用できる。対象に白兵攻撃を行う。その攻撃のダメージは+[使用可能盾術武技レベル×2]され、その攻撃に対しては「種別:盾」以外の武器でガードを行うことができない。もし、盾とそれ以外を合わせたガード値しか持たない場合は、そのガード値を半分として扱う。

攻撃を逸らす武技である。
習得直後でも2回は使用できるため大幅に攻撃を回避しやすくなる。
回避修正などは変わらないが、達成値の上昇量は大きい。

《ディフレクトガード》 盾術武技5レベル
種別:武技(盾術)
タイミング:リアクション 効果時間:瞬間
判定:効果参照 対象:自身
射程:- 目標値:対決
コスト:4 MC:FW
 そらし受け。盾を使い相手の攻撃を逸らす武技。止めるよりもそらすほうが少ない被害で済むこともある。
 あなたが「種別:盾」の武器を装備している場合に使用できる。あなたはリアクションの判定を装備している「種別:盾」の武器の命中判定に使う技能で行うことができる。さらに、この判定の達成値に+[使用可能盾術武技レベル]する。この武技は1ラウンドに[使用可能盾術武技レベル/2]回まで使用することができる。

盾を使って相手の防御を切り裂く武技である。
クリティカルしやすく、クリティカル時に防御力が半分であるものとして扱う効果を持っている。
盾は守るだけの武器ではないのである。

《シールドスラッシュ》 盾術武技5レベル
種別:武技(盾術/攻撃)
タイミング:メジャーアクション 効果時間:瞬間
判定:白兵技能 対象:単体
射程:武器 目標値:対決
コスト:6 MC:FW
 鋭き盾。盾のとがった部分で殴りつける武技。人によってはこの武技を使うためにあえて盾をとがらせることもあるらしい。
 あなたが「種別:盾」の武器で攻撃を行う際に使用できる。その攻撃の命中判定の出目をクリティカルの確認前に+1する。さらに、その攻撃がクリティカルした場合、対象のすべての属性の最終的な防御力を半分として扱う。

ガード値が高いものとして効果を算出する武技である。
制限はあるもののかなり気楽にガード値が高いものとして効果を算出でき、ガード値を算出する効果が増えることで汎用性も上がる武技である。

《アンブレイカブルシールド》 盾術武技6レベル
種別:武技(盾術)
タイミング:効果参照 効果時間:瞬間
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:6 MC:FW
 砕けぬ盾。盾を効果的に扱う武技。平凡な盾でも使い方を極めれば邪紋使いの一撃に耐えることができるのである。
 あなたが行う特技、術技、ガードでガード値を参照する際に使用できる。あなたが装備している「種別:盾」の武器ひとつのガード値が[使用可能盾術武技レベル×2]点高いものとして扱う。この武技はタイミングを消費することなく使用できる。この武技は1ラウンドに[使用可能盾術武技レベル/4]回まで使用できる。

気迫と盾で周囲や後ろへの攻撃を阻害する武技である。
いるだけで周囲を守ることができる。

《ガーディアンプレッシャー》 盾術武技6レベル
種別:武技(盾術)
タイミング:セットアッププロセス 効果時間:1ラウンド
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:10 MC:FW
 守護者の威圧。盾を構え威圧感を放つことで周囲への攻撃や後方への攻撃を阻害する武技。あなたを無視して後ろを攻撃することはできない。
 このラウンド中、敵が行う、あなたのいるSqへの攻撃、あなたのいるSqに障害物がある場合に遮蔽物となるSqへの攻撃は達成値が使用可能盾術武技レベル]点減少し、ダメージが[使用可能盾術武技レベル×〈意志〉レベル]点減少する。ただし、この効果はあなたを対象に含む場合には適用されない。

まとめ

ということで、盾術武技である。
一応、これで大きな分類の武技は終了となる。
元々盾で攻撃することがあまり想定されていないようなところがあったが、ここでは盾での攻撃、盾を装備した状態での攻撃の両方がサポートされている。
また、防御面も強化されているため、防御を重視するキャラクターの選択肢にも入るかもしれない。

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