グランクレストＲＰＧ平行サプリメント紹介　その８９　剣術武技２

権利表記とか

権利表記

この記事は「矢野俊作／チームバレルロール」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『グランクレストＲＰＧ』の二次創作物です。

■表記法　Ver.1.02

この記事では、公式のルールブック、サプリメントと同様の略号を用いてルールブック、サプリメントの名称表記を省略している。また、各項目の読み方に関しても公式と同じ読み方をすることを想定している。
　ルールブックとルールの区別を行う際には、ルールの側を「」をつけた表記で、ルールブックを『』をつけた表記で行うこととしている。
　この表記法に関する部分は改編を含む再配布を自由に行ってもよい。改編した際はバージョンの表記を変更しておくこと。この際、変更の内容に関しては規定しない。
　この表記法は内容に大きな変更のない改変（サプリメントを記事や本書といった表現に変更するなど）ではバージョンを変更しなくてもよい。

表記法のコンセプト
さまざまな記事や公開物の最初に書く項目に関して、そのままでも使用可能な例を挙げることで、オリジナルデータやそれを含むサプリメントの作成者を支援するためにこのような他でも使用できる形式での表記としている。

平行サプリ紹介その８９　剣術武技２

高レベル向けの剣術武技である。

移動力と武器の重量で相手を仕留める武技。
移動力というと軽武器向けだが、《振りかぶり》も使えるので重武器向けでもある。

《ヘビーブレイド》　剣術武技４レベル
種別：武技（剣術）
タイミング：移動の直後　効果時間：１プロセス
判定：自動成功　対象：自身
射程：－　目標値：－
コスト：７　ＭＣ：ＦＷ
　重き刃。移動の勢いと武器の重量で刃を突き立てる武技。
　あなたが移動を行った直後に使用できる。このプロセス中に行う刀剣の武器による攻撃のダメージに＋［移動したＳｑ数］（最大１０）する。さらに、あなたは即座に《振りかぶり》を使用できる。この武技は１シーンに［使用可能剣術武技レベル／２］回まで使用できる。
　使用可能武技レベルが６になると、この武技の効果で上昇するダメージは［移動したＳｑ数×２］（最大２０）となり、レベルが８になると、上昇するダメージは［移動したＳｑ数×３］（最大３０）となる。

攻撃の前後に移動する武技。
地味に強力。

《ソードマンズフットワーク》　剣術武技４レベル
種別：武技（剣術／移動）
タイミング：攻撃の直後　効果時間：瞬間
判定：自動成功　対象：自身
射程：－　目標値：－
コスト：２　ＭＣ：ＦＷ
　剣士の足捌き。巧みな足捌きで翻弄しつつ剣を振るう武技。
　刀剣の武器による攻撃の直後に使用できる。即座に移動可能距離が１Ｓｑであるものとして移動を行う。この移動では移動妨害による移動可能距離の減少を［使用可能剣術武技レベル］Ｓｑまで無視して移動することができる。この武技は１ラウンドに［使用可能剣術武技レベル／２］回まで使用できる。
　使用可能剣術武技レベルが６になると、この武技を「タイミング：攻撃の直前」として、刀剣の武器による攻撃の直前にも使用することができるようになる。

２Ｓｑ移動するが、ほぼ確実に２Ｓｑ移動するためしっかりと計算しておかなければならない武技。
剣術の武技では、軽武器にクリティカル前提の効果が多いため、試行回数を増やすために使用可能回数を多めに設定しているものが多い。

《トライストリーム》　剣術武技５レベル
種別：武技（剣術／攻撃）
タイミング：メジャーアクション　効果時間：瞬間
判定：〈軽武器〉〈重武器〉　対象：単体
射程：武器　目標値：対決
コスト：１２　ＭＣ：ＦＷ
　流れ三段。剣の軌跡が三つの線となって相手を切り裂く武技。その実際は不明だが、聖印や混沌の力なしで三つの刃が同時に相手を攻撃すると言われている。
　即座に移動可能距離を減少させる効果を無視して直線に２Ｓｑし、刀剣の武器による白兵攻撃を行う。この武技の攻撃を「種別：軽武器」の武器で行う場合は、その命中判定のダイスの出目ひとつに＋１し、その攻撃がクリティカルした場合のダメージに＋［使用可能剣術武技レベル×４］し、「種別：重武器」の武器で行う場合はその命中判定のダイスに＋１個、ダメージに＋［使用可能剣術武技レベル×２］する。この武技は１シーンに［使用可能剣術武技レベル／２］回まで使用できる。

相手が近づいてきたところを斬りつける武技。
重武器は範囲が広がるという形で実質的な射程が伸びる。

《ファーストスラッシュ》　剣術武技５レベル
種別：武技（剣術）
タイミング：セットアッププロセス　効果時間：１ラウンド
判定：自動成功　対象：範囲１☆
射程：０Ｓｑ☆　目標値：－
コスト：４　ＭＣ：ＦＷ
　先制斬撃。間合いに入ってきた相手を素早い一撃で仕留める武技。
　この武技はＳｑそのものを対象とする。あなたが装備している刀剣の武器からひとつを選択する。選択した武器が「種別：重武器」の場合、この武技は特別に「対象：十字☆」となる。対象のＳｑにキャラクターが進入した場合、即座に選択した武器による攻撃を行う。この攻撃のダメージに＋［使用可能剣術武技レベル×２］し、選択した武器が「種別：軽武器」の場合、この攻撃の命中判定に＋１Ｄ、ダメージにさらに＋［〈軽武器〉レベル×２］する。この武技の効果は選択した武器が使用できなくなった場合、武器を変更した場合、一度でもこの武技の効果を適用した場合、移動した場合に失われる。

位置調整からの高威力の攻撃を行う武技。
重武器向けの必殺技みたいなもの。

《ディバイドエッジ》　剣術武技６レベル
種別：武技（剣術／攻撃）
タイミング：メジャーアクション　効果時間：瞬間
判定：〈軽武器〉〈重武器〉　対象：単体
射程：武器　目標値：対決
コスト：１２　ＭＣ：ＦＷ
　一刀両断。文字通り一刀のもとに両断するという秘奥の一撃を放つ武技。
　対象に刀剣の武器で白兵攻撃を行う。この攻撃の直前と直後に合計で移動可能距離が［使用可能武技レベル／２］Ｓｑであるものとして、移動力を減少させる効果を無視して移動することができる。さらに、この攻撃のダメージは＋［使用可能剣術武技レベル×２］され、この武技による攻撃に《振りかぶり》の効果が適用される場合は、さらにその攻撃のダメージは＋【精神】される。

もはや人間技ではないクリティカル重視の攻撃を行う武技。
達成値は減少するものの、それを補う以上に命中ダイスが増える。
軽武器向けの必殺技のようなもの。

《セブンミラージュ》　剣術武技６レベル
種別：武技（剣術／攻撃）
タイミング：メジャーアクション　効果時間：瞬間
判定：〈軽武器〉〈重武器〉　対象：単体
射程：武器　目標値：対決
コスト：１２　ＭＣ：ＦＷ
　七影連閃。七つの影となって相手を斬りつける予測不能の連続斬撃を放つ武技。
　対象に刀剣の武器で白兵攻撃を行う。この攻撃の命中判定のダイスを＋３個し、その達成値を８点減少させる。この攻撃がクリティカルした場合、そのダメージは［使用可能剣術武技レベル×〈軽武器〉レベル×２］点上昇する。この武技は１シナリオに［使用可能剣術武技レベル／２］回まで使用できる。

まとめ

剣術の武技である。
一部人間技ではない邪紋使いのようなものもあるが、一応混沌とかがからまないものである。
方向性が迷走しているかもしれない。

武技もたぶん半分を越えている気がするので一度振り返りたい気もする。