グランクレストRPG平行サプリメント紹介 その71 漂着界3

権利表記とか

権利表記

この記事は「矢野俊作/チームバレルロール」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『グランクレストRPG』の二次創作物です。

■表記法 Ver.1.02

この記事では、公式のルールブック、サプリメントと同様の略号を用いてルールブック、サプリメントの名称表記を省略している。また、各項目の読み方に関しても公式と同じ読み方をすることを想定している。
 ルールブックとルールの区別を行う際には、ルールの側を「」をつけた表記で、ルールブックを『』をつけた表記で行うこととしている。
 この表記法に関する部分は改編を含む再配布を自由に行ってもよい。改編した際はバージョンの表記を変更しておくこと。この際、変更の内容に関しては規定しない。
 この表記法は内容に大きな変更のない改変(サプリメントを記事や本書といった表現に変更するなど)ではバージョンを変更しなくてもよい。

表記法のコンセプト
さまざまな記事や公開物の最初に書く項目に関して、そのままでも使用可能な例を挙げることで、オリジナルデータやそれを含むサプリメントの作成者を支援するためにこのような他でも使用できる形式での表記としている。

平行サプリ紹介その71 漂着界3

《器物会話》 (きぶつかいわ)
種別:混沌 最大LV:3
タイミング:常時
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:- MC:○
 あなたのもたらす自然律によって周囲の道具や石ころなどから話を聞く特技。話を聞けば効果的な使い方や見聞きした情報ことを教えてくれるかもしれない。
 あなたが行う情報収集のための判定のダイスを+1個する。また、あなたが使用するアイテムによって回復する【HP】と【MP】に+[LV]Dする。
 この特技のレベルが3になると、この効果で上昇する【HP】と【MP】の回復量に+[【共感基本値】-10]される。

シンプルにハンドガンや白兵武器などの軽くて命中修正のない武器を使うと強力な気がする特技であるが、やはり巨大な武器を使いたいという欲望には勝てない……かもしれない。対象を攻撃できればいいため、射程が0の射撃武器や射程が1以上の白兵武器を同時に選択してスタイリッシュな演出を行うことも可能である。
《意志持つ器:思考殻》でのメイン*の長射程武器二つ装備や《武装集合体》での大量装備と合わせると、派手な演出の攻撃を行うことができる。

《装具すべて我が一部なれば》 (そうぐすべてわがいちぶなれば)
種別:混沌(増幅) 最大LV:5
タイミング:攻撃の直前
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:7 MC:○
 装備している無数の武器を身体の一部として自在に操り攻撃する特技。壁のように迫る攻撃は高い攻撃力と制圧力を持つ。
 あなたが攻撃を行う直前に使用する。その攻撃の対象を全員を攻撃可能なアイテム(一度に攻撃できる必要はない、その攻撃に使用する武器も選択できる)を【感覚】個まで選択する。その攻撃のダメージに+[(LV×2)×選択した武器の数]する。あなたの本体が武器の場合、その攻撃の命中判定のダイスを+1個し、あなたの本体が乗騎の場合、常時、あなたが装備している武器ひとつの攻撃力に+[あなたが装備している武器の数]する。
 この特技のレベルが3になると、1シーンに[(LV+1)/2]回まで、この効果を適用した攻撃の対象を1段階拡大することができる。

行動不能の状態から復帰するとともに、機能の一部を回復(再使用可能)とする特技である。制限はあるが、強力な回復特技である。

《再起動》 (さいきどう)
種別:混沌(回復) 最大LV:3
タイミング:セットアッププロセス
判定:〈意志〉 対象:自身☆
射程:- 目標値:20
コスト:10 MC:FW
 すべての力を一度停止させることでリセットし、負荷や消耗をリセットする特技。
 この特技は瀕死状態レベル1の場合でも使用でき、効果を発揮する。自身の【HP】を[LV×2]D+[【精神基本値】-10]点と任意のBSひとつを回復する。この効果で瀕死状態が解除されても行動済みにならない。この特技は1シナリオに1回まで使用できる。
 この特技のレベルが3、かつCL5以上になると、瀕死状態レベル2でも使用できるようになり、さらに、この特技以外の特技の使用可能回数を1回分回復させることができるようになる。

シンプルに本体のさらなる強化を行う特技である。
本体を用いた判定が、簡単な道具やタクトなどで情報収集に使えるかもしれない。

《研ぎ澄まされし力》 (とぎすまされしちから)
種別:混沌 最大LV:3
タイミング:常時
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:- MC:○
 自身の力を研ぎ澄まし、その力を強める特技。時には、新たな機能を持つこともあるという。
 あなたの本体が「種別:盾」以外の武器なら攻撃力、「種別:盾」ならガード値、防具なら防御力、乗騎なら移動修正に+[LV×2]、それ以外なら、命中判定、リアションの判定以外で、あなたの本体を用いた判定、あなたの本体であるアイテムを扱うための判定の達成値に+[LV×2]する。

対象を縮小することでダメージを大きく低下させることができる特技である。最大まで活用するなら、前提として、対象を6体以上か十字にしておく必要がある。

《火力収束》 (かりょくしゅうそく)
種別:混沌(増幅) 最大LV:5
タイミング:マイナーアクション
判定:自動成功 対象:自身
射程:- 目標値:-
コスト:8 MC:○
 周囲を焼き尽くすための火力を一点に集中させることでより大きなダメージを与える特技。
 あなたがこのプロセス中に武器による攻撃を行う際、その対象を[LV]段階まで縮小する(最低単体まで)する。その攻撃のダメージに+[対象を縮小した段階の数]Dすることができる。
 この特技のレベルが3になると、この効果を適用した攻撃で1点以上のダメージを与えた対象の【HP】を[この特技の効果によって上昇したダメージのダイス数×2]D減少させることができる。

カバーリングを行う基本の効果に、カバーリングと対象の変更で防御力を上昇させる効果がついた特技である。
盾と防具は防御力をさらに上昇させ、乗騎は移動力を射程を上昇させることができる。
最後のHP回復効果は、巨大な敵などが《再生能力》を持つことを踏まえて入れておきたかったが、他で入れ忘れていたものを入れた形である。

《鋼鉄の守護者》 (こうてつのしゅごしゃ)
種別:混沌(カバー) 最大LV:3
タイミング:ダメージロールの直前
判定:自動成功 対象:単体
射程:0Sq 目標値:-
コスト:3 MC:FW
 強靱な存在であることを活かして味方を守る特技。
 対象に追加のカバーリングを行う。さらに、常時、カバーリング、もしくは、攻撃の対象を自身に変更したプロセスの間、あなたのすべての属性の防御力に+[LV×2]する。あなたの本体が防具、もしくは「種別:盾」の場合、この効果で上昇する防御力を[LV×漂着界の特技でレベルが上昇した技能ひとつのレベル]する。本体が乗騎の場合、この特技は「射程:[(LV+1)/2]Sq」となる。
 この特技のレベルが3以上の場合、クリンナッププロセスごとにあなたの【HP】は[CL]点回復する。この効果で回復する【HP】の量は他の特技で変更できない。

まとめ

かなりメカを意識した感じになっている気がするが、漂着界はそういうところなのかもしれない。
全体的に数値が高めの気はするので、見直すことになりそうである。

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