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DELF B1 体験記①

コロナで時間が出来たので、それまでダラダラやってたフランス語を真面目にやってみようかと仏検の受験勉強を始めたのが2020年の夏頃。
ちなみに10年近くやってるけど万年A2-くらい。
当時、下手すると仏検3級も危ない感じでした。 
とは言え、2020年秋季で3級と準2級に合格、2021年春にはギリギリで2級に合格。同年の秋にはB1を受験するつもりでしたが、2021年に転職して忙しくなったので2022年春の受験となりました。
しかしながら今年の3月に仕事のチームメンバーを減らされたのがきっかけで、4月終盤にはコンビニで出した現金を数えられない、後輩社員が言ってることが聞き取れないという事態に。DELFの申込は3月に済ませてたんですよね…。4月末〜6月は軽い抗うつ剤や睡眠薬を飲んでいたので、勉強は会社の昼休みがメインでした。

前置きはこの辺で。
初めてのDELFだったため問題のレベル感や採点傾向がわからず、4月からアンステイチュ・フランセのDELF対策講座に通うことにしました。(こちらも3月に申込を済ませていたのです)
先にも書いたように体調が最悪な時もありましたが、授業が楽しくて仕方がなかったので一度も休まず通えました。
もう何年も前からオンラインで月2回のレッスン を受けるだけだったので、とても良い刺激になりました。
とは言え、申込が4月末開始だったら絶対に受験してないと思います。


2021年夏頃にはDELFを受けると決めていたので、問題集を探して勉強することにしました。しかし何を買ったら良いのかわからない、そもそも本屋に売ってない。
更に、2020年から選択式のみの試験になっていると思い込んでいたため、一部が記述式かもしれないと知ったのが試験1ヶ月前、慌てて問題集を追加で購入しました。
実際、この春は記述式と選択式の混合でした。
 結局、4冊の問題集を購入しましたので、そのレビューから。



まず購入したのは「Préparation à l'examen du DELF」
ジュンク堂などの大型書店には置いてますが、問題数が少なくイマイチ役に立ちませんでした。


それから「Le DELF 100% reussite」
この問題集は非常に良かったのですが、記述式で買っていれば…!!
一冊やれば問題の形式を掴むことができますし、実際の試験より少し難しいけどバランスは良いと思います。


聞き取りの試験問題を沢山やってみたくて買ってしまったけど、あまりの難しさに断念したのが「ABC DELF」
この問題集は中にパスコードの記載があり、ユーザ登録をすると電子書籍としても利用ができます。パソコンでダイレクトに問題集を解いていけるのは便利でした。これからB2対策を始めるとしても、手元に残すつもりです。



記述式と知って買ったのがコレ。「Réussir DELF B1」
しかし問題の内容が古い。とにかく古い。
レベル感は丁度良いけど、問題数が少なめかもしれない。


色々と問題をやって掴んでいくタイプなので、仏検のときも問題集は沢山解きました。
要領悪いな…

とりあえず一冊買うなら「Le DELF 100% Réussite」がお勧めです。
実力と時間に余裕がある人は「ABC DELF」。しかし「ABC DELF」は、作文のテーマが非常に個性的で、「そのテーマで練習しても、あんまり意味ないかな…」というものが多いのが気になります。聞き取りを沢山やりたい人、テーマ関係なく作文を沢山やりたい人にはオススメします。
実際の試験のレベルに近くて、作文のテーマも試験に則していると感じたのは「Réussir DELF B1」でした。ただ、とにかく内容が古いんですよね…


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