地学事始

物理、化学、生物と一通り勉強してきたけれど、地学にはあまり興味がなくて、高校の時はマトモに勉強しなかった。現在のカリキュラムでも、文系の地学基礎は別として、理系の受験だと使える大学はかなり限られる。選択者も少ないだろう。書店の参考書の棚を見ても、地学は極端に少ない。

高校の時は、とにかく好きな教科を一通り学んでしまいたいという焦りもあるし、忙しいしで、地学に興味を向ける余裕がなかったのかな。今思うと、修士の先生で、授業も工夫されていたのに、残念なことをした。

ずっとノーマークだったのだけど、しばらく前に、社会科目の地理を勉強していて、なんとなく地学にも興味が湧いてきたりした。地理と地学、書店でも、たまに間違って配架されてたりする。

先日、『ひとりで学べる地学』を立ち読みしてみたら、なかなか面白そうなので買ってみた。清水書院ということもあって、教科書的な感じが良い。こういう方が読みやすい。地学と地学基礎の双方を含むけれど、地学基礎の範囲の章は、記号がついていてわかるようになっている。

術語の定義とか、この本だけでは説明が物足りないところもあるけれど、とりあえず一覧しておけば、勉強が始められるし、勉強が進んでから復習するには、コンパクトな方がありがたい。興味が続くようだったら、図録とかも買ってみようかな。

将来、何かに使うかどうかはわからないけど、新しいことを勉強するのは楽しい。




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