見出し画像

昔はよく良かった(2)

東京、昨日大雨今日ピーカン。 疲れちゃう…年かな。。


ま年齢を感じるのはやはりカラオケで若い子達の歌って盛り上がってるのを見ちゃうと、あ〜こーゆー曲でこー盛り上がるんだ〜とか分析入っちゃうんですよね…


因みに自分が二十代の時もカラオケよく行きましたが、カラオケが好きな連中と行っても他人が歌う曲で盛り上がる、ましてや盛り上がる曲をあえてチョイスするなどの傾向があまりなかった。。結構個人戦なノリ。


なので結構大人になってから、団体戦と言うか、チームで盛り上がって楽しむタイプのカラオケと言うものに触れたのは。

そしてどー足掻いても、僕個人の超ストライクな選曲のカラオケ人に出会った事が無いので、たいていのカラオケ場面では、その場に合わせます。知らない曲も好きじゃない曲も、全然分かんないノリも、

「僕のタイプじゃないけど、今だけ楽しいと解釈してみるのもアリ〜⁇」新鮮な空気と思って一旦取り入れてみます。 食わず嫌いの可能性もあるので。。


どうせならその場や時間を楽しく過ごしたいですもんね!


で、それを補足する意味で、他人(他者群)の選曲はデータとして欲しいな〜と思ってしまいます。次回に活かしたいですし。


ただ困った事に僕は音楽の趣味が割と狭い。洋楽(ダンス、横ノリ、ワールドミュージック)は得意。邦楽Jポップはあまり聴かないし男性ボーカルも比較的好きじゃない。また歌がうまい人が好き。

でもしっかり上手くて声が通った安定感のある人(例えばMISIA、平原綾香、秋川雅史etc)苦手。

曲全体に鼻から抜ける強い声(稲葉さん、倖田來未、LiSA、etc)も箸が進まない。

またLDHや米津玄師のような、何か法則性を感じさせるトラックはどうしても聴いてて引っかかってしまい、音楽として楽しめない。。

なんとも不器用な人間なんです…


そのため、みんなも楽しめるカラオケ曲をマスターしたいのですが、なかなか耳に入ってこなくて覚えられない。

安直にネットで「カラオケ、盛り上がる曲」とか検索したりもするんですが、まー見事に個人的には好きになれない曲が圧倒的に多くてw 歩み寄りが図れず挫折します。


昔は良かったと思う理由、80〜90sの歌謡曲の特徴に「アダルト志向」があって、そこが惹かれるポイントでもあるのかな?と分析してます。


アダルトって言ってもピンクな方面ではなくw背伸びした感じだったり、新しいものを模索する方向性だったり。。

80年代の歌謡曲って景気もイイせいかAORやシティーポップの都会的な流れ、初期のアイドル歌謡も80中盤からどんどんポップス色が強まって荻野目ちゃんのヒットとか)ロックやユーロビートの音色に傾倒。洋楽のカバーも人気でした。和洋折衷。

さらに後半はBOOWYやバクチク、TMネットワーク等バンドサウンドの浸透で演奏やパフォーマンスも重視されていきます。

何より80sは”歌がうまい人が歌手“をやってた時代。※今を否定する文言ではありません。

歌詞や曲の前に「声」が良かった。。 今ほど補正技術もなかった時代…単純にその歌唱力が優れた音楽として提供されていた時代。ある意味物凄く淘汰されてたし、リキみ過ぎな時代w


90年代に入ると新たに「ダンス」が加わります。 曲もダンスミュージックが多く流入、歌手が踊るだけではなく、踊らせる曲であったり、踊るだけの人が出てくるとか。

そしてダンスのジャンルも増え、歌謡曲が聴くだけではない、ビジュアル面の容量も増え、ミュージシャン→アーティストに。 エンタメ性が一段、ボリュームアップする時代。

でも90年代中でも脈々と流れるのはやはり「アダルト」のエッセンス。

安室ちゃんがわかりやすいかな?

(かわいいんだけど)キレイ、スタイル良く見せるとかカッコいい、イキってる時代。

日本にないものや新しいものを尊重していたように思います。音楽+αを提供していた。(昔もそうですが、アーティストの個が強まった時代が90s)

その反面でパフィーとかシノラー、力を抜いた新興勢力が出て人気を博したのも90sならではなのかな。(でもこちらも実力の裏付けと言うか、パフォーマンス力があってこその賜物)

音楽番組のまだまだ多かったし、歌手やミュージシャンの露出が多くて、でも今より情報が少なかった時代だったから

彼らが発信するもパワーが強かったし、影響が大きかったんですよね。

で、現代の話を戻すと… 情報も溢れてるし細分化が複雑になっている。 音楽も誰もが簡単にそこそこキチンと作れる。なんなら人間が歌ってなくても良い時代。

音楽と言うフィールドから発せられるパワーは過去に比べると弱くなったし、荒くなったと思います。個人的にね。

確かに僕もそうですが、ネットで気軽に無料や定額で音楽が手に入るじゃないですか?そうなると価値感はやはり下がるし大事にする気持ちも物質的な物と比べるとね…

それでも天才だと驚かされるアーティストは続々出てくるし(個人的には藤井風、SASUKE、リナサワヤマなど)

僕ら(40半ば)は若い頃、ファッションも音楽も今現在&せいぜい20年前ぐらい遡れば大方吸収できたし解釈するベースが作れた。。

〜時は2020〜 今の若者はどうだろう? 90sは70の焼き直し。80sは50sのリバイバル、音楽がもっとグラデーションがかかるから、調べたらキリがない。情報はすぐに手に入るけれど玉石混交。振るいにかけるだけで一苦労、調べただけで知った気にもなれてしまうのも弊害かも。。

ここまでだとただの古い頭のオッサンの戯言なんだけど、逆に僕らは全て「リアル」で見て聞いて体験して知ってきたので、不自由な時代ではあったけどある意味ラッキーだったな〜とも思います。音楽に関して言えば。。

で、そもそもの土壌が違う育ちの各々が無作為に集まる「カラオケ」と言う名の戦で、日々勝率を上げたいと目論むわけですが、ま、そんな頻繁にいろんな人とカラオケ行ってるわけじゃないので、いろいろ観察してても忘れちゃうんですよネw飲んでるし。

でも確実にその機会は常にやってきます。

なので常にアウェー戦でも爪痕残せるだけの準備は背負っていないと。。と毎度反省です。

若者、同世代、目上、また性別によって。毒矢種類を変えたいですよね。


どうせ歌うなら周りも楽しく(でも己に無理の無い範囲で)

近年始まったこの「ぼくのカラオケ関ヶ原」 またこれ、上書きも必要じゃないですか?なかなか過酷です…


現代版NOW!ヒットとか出てないかしら⁇