坪内稔典さんの有名な句いくつか
坪内稔典さんの有名な句 いくつかです
ちょっと 書いてみます
なんじゃこりゃって 言わんでね
『 春の風 ルンルンけんけん あんぽんたん 』
季語:春の風(春)
意味:暖かな春の風が吹き、ルンルンとけんけんぱをして
遊びたくなるあんぽんたんだ。
『 水中の 河馬が燃えます 牡丹雪 』
季語:牡丹雪(春)
意味:水の中にいるカバが燃えているように見える牡丹雪の日だ。
『 多分だが 磯巾着は 義理堅い 』
季語:磯巾着(春)
意味:たぶんだがイソギンチャクは義理堅い生き物なのだ。
岩にしっかりと張り付くイソギンチャクを見て、
どんな波が来ても流されない様子を「義理堅い」と詠んでいます。
『 枇杷食べて きみとつるりん したいなあ 』
季語:枇杷(夏)
意味:枇杷を食べて、君とつるりんとしてみたいなぁ。
枇杷を食べる時は皮をツルリと剥いて食べます。
「つるりん」という擬音は、琵琶を食べている様子を表す他に
一緒に遊びたいという童心を感じる表現です。
『 がんばるわ なんて言うなよ 草の花 』
季語:草の花(秋)
意味:頑張るわ、なんて言うなよ。
野草の花は咲いているじゃないか。
俳句と聞くと高尚なものと捉えがちですが、
実は読み手が気軽に受け取ることができる句も多くあります。
今回ご紹介する現代句という坪内稔典の句もその一つです。
ってな解説も書いてあるんですけどねー
ほんとかぁ?なんて思っちゃうのもあるし
実際読み手の受け取り方で
どう感じたっていいじゃ無いか そう思います
あなたは坪内稔典さんの句 お嫌いですか?