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子供には、自分の目が届く場所で危ないことを経験させよう!

「危ないからやめなさい!」『XXちゃん大丈夫?』という親御さんがなんと多いこと。

娘がブランコにぶつかって大怪我を負ったら心配だなと思ったので、私はまず、自分がブランコを漕いで娘にぶつかることにしました、もちろん軽ーく! でもそれ以来、動いているブランコには近づかないようになりました。

やけども、熱いヤカンが冷め始めた頃を見計らって、触らせて、さわれば熱い思いをすることを教えました。子供のやけどが怖いから、キッチンをIHにしているとおしゃる方もいらっしゃるけど、火が熱いということ、近くにあるものに火が簡単に燃え移ってしまうことを見せてあげれば理解できます。マッチをする練習もしました。

スキーもベルトで後ろから引っ張りながら、2歳から一緒に滑りました。3歳の時はもう一人でリフトの乗り降りもして、中級レベルは普通に滑れるようになっていた。リフト乗り場で、失敗しても、係りの人がすぐ助けてくれるので、そう危ないことはありません。まっすぐ滑ってスピードが出たら、曲がるように教えればいいのです。

子供のお友達を連れて、一緒に滑ると、後ろから「危ないから、スピード出さないで!」とママ達の叫び声が聞こえます。私が付いているのだから、大丈夫。例えば男の子なら、車のハンドルを回す真似しながら滑ると、ちゃんと曲がりたい方向に体が向くので、大きく曲がれるので、スピードはコントロールできるのです。 

転んでも助けに行かない。その子の視界に入らないところで、ずっと立ち上がるまで待っている。態勢を立て直したら、近くに行って誉めてあげれば、ちゃんと自分は見守られていた、認められたと自信になる。これが大概のご両親にはできない。 

海もそう、潮の流れや波や、海は予測がつかない恐ろしいところ。子供達だけで出かける年頃になる前に、なるべく恐ろしさを教えておきたい。そういう気持ちあり、小さい娘達とシュノーケリングや、サーフィンのレッスンも取りました。おかげでいろいろな武勇伝があります。

小学生の時は、誰かに連れ去られそうになった時に大声で助けを呼ぶ練習、窓を閉めた車の中で、「たすけてー!』とみんなで絶叫!

中学生になれば、飲み会や、二人きりの部屋でで女の子がお酒に酔わされ乱暴されるシュミレーション、そういう状況で、10代の男の子だったら、体にどういう反応がおきるか。などなど、子供達と語りあう。 

マンションの屋上にいる時に、危険な人が来たらどうなるかのシュミレーション。決して、一人で上がってはいけないとわかると、それを色々な場所に当てはめて行動できるようになります。

日常の中の危険をどのように回避するか、シュミレーションして、いざという時に自分で判断して動ける訓練を、親が一緒にいるうちにしておきたいと思います。




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