子どもの携帯・不要論
私は子ども携帯・不要派です。
中学生でもいらないと思っています。
ましてや小学生には絶対不要。
「なんとなく便利だから」という理由で持たせるのは絶対反対です。
長女が中学生の頃に携帯が普及し、そこから15年間、子どもに携帯を持たせることについて、悩み続け、5人の子どもで検証を続け、ようやく答えが出ました。
そこまで悩まなくてもいいんちゃう?
という意見もあるでしょう。
携帯はめちゃくちゃ便利です。
1度触れば大人も、その機能に魅了され、携帯なしの生活に後戻りすることはできません。
裏を返せば、持たない期間を少しでも先延ばしすることで、育むことができる、大切な能力がある、と言えます。
私が葛藤し続けた、我が子の携帯デビュー時期は下記の通りです。
長女→高校3年
長男→大学
次女→中学3年
三女→中学1年
四女→中学1年
上の子3人の時は、まだ今ほど携帯利用が低年齢化していない時期で、中学校からデビューが一般的でした。
キッズ携帯や格安スマホはあったので、なんとなく持たせる人が増えてきた時代です。
三女以降は小学生高学年で所持が増え、中学以上で持たない子どもは少数派となりました。
携帯について、以下、4つの視点で考えてみます。
1.携帯を持たせるメリット
2.タブレット端末と携帯の違い
3.携帯を持たせないことの弊害
4.携帯を持たせることの弊害
5.結局、何か重要か?持たせる理由または持たせない理由を子どもにきちんと伝える話し合う
【1.携帯を持たせるメリット】
1-1.いつでも連絡がとれる
これ以外のメリットは、もはや浮かびません。
裏を返せば緊急連絡を取る手段が他にあるのであれば、携帯所持は不要です。
・塾やお稽古先からのお迎え連絡
→塾やお稽古先で電話を貸してくれます。5時に持たせる必要なし。
・大規模災害
→連絡をもらっても、親も被災し、動けない場合があります。携帯を持っていても充電切れもあり。
・乗った電車が止まってしまう
→この15年間で、3回くらいありました。いずれも子どもは携帯不携帯でしたか、自分でルートを変えて帰ってくる・途中駅の公衆電話から連絡してくる・駅員さんに聞く、など子どもなりの判断で無事帰宅。
1-2.それ以外のメリット
全く…浮かびません。
【2.タブレット端末と携帯の違い】
タブレット端末と携帯を同じと考える人が多数います。
ノーノー。
タブレット端末と携帯は全く別物です。
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