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N95マスクは、機能は同じでも、形状が異なるものがあります。

当院では、大きく分けて2種類(カップ型、3つ折り型)を採用していますが、その使い分けについては知らない方がほとんどだと思います。

ここでは、マスクの選び方・使い方について解説していきます。

マスクの選択基準は、自分の顔型にフィットするかどうか

あるものを使うのではなく、自分の顔型にフィットするかどうかで決めていきます。ユーザーシールチェックで、マスクと顔の間から空気が漏れない、入ってこないことが確認できれば、そのマスクは自分の顔型にフィットしているといえるでしょう。

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ゴム紐や鼻当てをいくら調整しても漏れる場合は、フィットしているといえませんので、別の形状のマスクを試してみましょう。

これを繰り返し、自分の顔型に合ったN95マスクを選択します。

本来、N95がフィットするかどうかを調べる方法として、フィットテストとよばれる手法で顔とマスクが接触する所から漏れがないかどうかチェックすべきですが、特殊な器具が必要となること、N95マスクの供給が不安定であることから、全職員にすぐにできる状況ではありません。(ユーザーシールチェックは、フィットテストの替わりにはならない)

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カップ型マスクの装着方法

自分の顔型に合うマスクを選んだら、正しい方法で装着していきます。

当院で採用しているカップ型マスクは、興研ハイラック350型(2本紐式)です。ヒモの長さを調整することができるのが特徴です。ただし、今後需要と供給のバランスが崩れた場合、他社製品となる可能性があります。

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装着方法の動画です。(フィットテスト研究会 Youtube)

3つ折り型マスクの装着方法

当院で採用している3つ折り型マスクは、ホギメディカルHPR-Rです。同じく、需要供給のバランスで他社製品となる可能性があります。

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装着方法の動画です。(製品は異なりますが、装着手順は同じです。フィットテスト研究会 Youtube)


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今回は、N95マスクの選び方・使い方について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

次回は、N95マスクの外し方について解説していきます。

画像引用サイト 3Mホームページ職業感染制御研究会ホームページ

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