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LBC民は終われない-タイBLドラマ「A Chance To Love」全話視聴後個人的感想-

「A Chance To Love」の放送終了から抜け殻のようになってましたが、先日ツイキャスをして思いを吐き出したこともありブログを書くことを決意。EP13としての感想というよりは、全体を見て思ったことを書き綴っていきます。

※ネタバレしていきますので、未視聴の方は自衛お願いします。英語で見たため解釈が不十分なところがあるかもしれませんが、ご理解の上読み進めていただければと思います。ネガティブな感想が主になると思いますので、自衛お願いします。

↓EP12の感想ブログはこちらから

TinCanの物語としての「A Chance To Love」

1話のやり直しの衝撃から3か月、やっぱりこれは「Love By Chance2」ではなく、別物の「A Chance To Love」だったんだと納得。完全にTinCan物語ですよね。最初からやり直して、性格もちょっと変わってたかな?Tinはマイルドに、Canは子どもっぽさが少し和らいで…。2年経って役者としても成長した二人が、LBCからの反省点などを生かして今の解釈で演じた”TinCan"を見せてもらえたと思っています。

6話くらいまではやり直しで見たことあるシーンだ…というのもあり、そこまで気持ちが盛り上がらなかった。「あそこのシーンがこうなったんだ!」というような楽しみ方はあったけど、正直真新しさはなかった。サブキャラであるAeとKlaNoの物語も正直進んでなかったし…。(というかAeが辛そうなのばっかりに目が行ってたAePete民)

でもあの「Love By Chance」悲劇の最終回”着衣シャワー”後からはぐぐっと盛り上がりました。Tinの告白を断ってからCanが想いを告げるまで「早いな…」とは思いましたが、そこからは怒涛の展開で2人の関係が進んでいき、萌えるシーンも多数でTwitter上に墓(尊過ぎてオタクが尊死してしまうため)がたちまくったのが最高でした!Can爆弾も面白かったし、甘い2人も可愛かった。そして何よりサッカー場でのCanからのキスも見ることができた。そこで何か1つ満足してしまったんだよな…。

お互いがかけがえのない存在になれた結末が見れて、LBCでモヤモヤを抱えていたファンはひとまず心に区切りがついた、という感じでしょうか。TinCanの物語としては、内容は駆け足だったと思いますが良かったと思います。まさかね…裸エプロンまで見れるとは…。あそこのラブシーンは踏み込んでみんぷら2人も頑張っていて素敵なシーンだったと思います!プレッシャーも半端なかっただろうに…TinCanを演じ切ってくれた2人には拍手を送りたい!

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出典:A Chance To Love on WeTV

だからこそ、サブカプの扱いのせいで出たファンの不満で、2人の良かったことまでなかったことになって欲しくないなと心から思います。色々ご意見は申しておりますが、本当にこの2人は良かったの!

TulHinは説明が足りなくてもったいない

この2人の最終回のキス、すごい良かったですよね!そしてこの2人の雰囲気もすごく良かった。だからこそ!この2人の関係が短い期間にぎゅうぎゅうに詰め込まれて、特にTulの気持ちが良く分からなかったのが残念でならない。原作読んでいる方から「なんで?」の内容を補足してもらって、ようやく「まぁ、そっか…」と納得できたくらいなんで、ドラマだけ見てたら正直「???」な存在じゃなかったですか?

EP13ではTulの息子PhuにHinが受け入れてもらえるか、というのが焦点になっていて、その内容も好きでした。いきなり母ちゃん出て行ったと思ったら、やけに父ちゃんと親しげな男の人がやって来たらそりゃ子どもは拒絶するって!!40分しかない中で、PhuがちょっとずつHinに心を開いていく流れを描いていましたね。最後の海辺で3人並んでたシーン、胸アツでした。

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出典:A Chance To Love on WeTV

KlaNoはこうするしかなかった?

「Love By Chance」からの続きとなっていたKlaNo。毎回「登場時間が2分の壁を超えない!カップラーメンすら作れない!」ともはやネタになりつつもあった2人。特にケンクラはキャラ変してましたよね…あの悪巧み代官みたいなケンクラはどこへ。

まずこの2人はLBCの最後の展開に批判が出た、という背景があったようです。泥酔した相手に手を出すっていうのはタブー。だからこそ、テクノーが簡単に許す展開にするわけにはいかなかったのかなぁと。

ひたすらケンクラ謝る→追いかける→逃げる→差し入れ&ラブレター→逃げる→逃げる→逃げる→逃げる…。

3話からケンクラが現れて、終始このループでしたね(笑)。さすがに「一体いつ許すんだろう?」って10話くらいから思い始めましたけども。LBC方式でTinCanがまとまったあたりからKlaNoぐぐっと来るかな?と思ったけど、結局Tinのメタナン家問題が重すぎて、ずっと2分以下。私個人的にこの中の2人大好きなんですよね…。だからこそ、すべて乗り越えた2人をもう少し見たかった!

EP13ではようやくお許しをもらい、デートする2人を見ることができました。手も繋いでたし、2人で見せ方(演出)を考えたというラブシーンも盛り込まれてて…ってキッスせんのかーーーい!!!(笑)まさかの寸止めw うん、とりあえずでも仲良くしてる2人が見れて良かった。良かった…のか?

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出典:A Chance To Love on WeTV

KlaNo役をやっていたMarkGun(通称しわなぱ)、この2人がイベントとかでCP活動しているのを見ていると可愛くてたまらないので、ぜひ他のドラマで別役でもいいのでメインカップルとして出てくれないかな…。本当に見てみたい。

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出典:A Chance To Love on WeTV

審議が必要!TumTar&Keen

いや…これは本当に「どうなん!?」レベルでちょっと解せないんですけど。原作を読んでいないから分かりませんが、原作ではTumTarは結ばれるんですよね?

「Love By Chance」で見せられたあのおもーーーい2人のやり取りは一体何だったんだ…。「愛してる」って言ってたよね?好かれなくても側にいたい、世話させて欲しいって言ってたよね?それ受け入れて空港で抱き合ってなかった?あれがなかったことになっているのか、大人の事情が見え隠れするまさかのカップル変更で肩透かしというより「は?」でした。

確かにあのTinCanのボリュームでTumTarを詳しく描くのは難しい。でもね…まさかのカップル変更はないでしょ…。1期のあの終わり方だったら、TumTarに関して詳しく描かなくても離れ離れでも心通わせて上手くやっているという描写もできたはずなのに。いやもう、ここはどう突っ込んでいいのか分からないくらいびっくりしました。EP13にはそもそもTar出てこなかったし。あの最初に公開されたMVは一体…。

↑歌はいいしこのミュージックビデオも素敵なの!

TumTar民ってあんまり聞かないからスルーされがちなのかな。でもさすがにこの改変は許容範囲を超えてきましたね。TinCanのやり直しくらい衝撃的でした。

AePete民はもっと終われない

EP13はTinCanの裸エプロンとAeがメインでしたね。(あれ違う?)いきなりAeがPeteを想って歌っているところで始まってビックリでした。

でもね…でもでも、あのニセPeteは一体なに~~~!!!!

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出典:A Chance To Love on WeTV

あそこいりました?あの手とあごに流れる涙…。Peteが見ているっていうことをどうしても入れたかったんだろうけど、Aeが歌っているのをFacebookに載せて、それにPeteがいいねつけるとか、そういう描写じゃ弱かったのかな…。

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出典:A Chance To Love on WeTV

EP12の最後の音楽フェスティバルでPeteにメンションを付けた、あそこはすごく良かった。どうせPete出せないならあんな感じで終わらせて欲しかった。やっぱりモヤモヤが残るAePete民。

最後の海でPeteのLINEを受け取って微笑むAe。一方的に連絡断っていなくなかったのに、いきなりLINEで一言「帰ります」ってえぇ!?それでめでたしめでたしで終わっちゃったら、さらにAePete民は終われない。

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出典:A Chance To Love on WeTV

Aeの歌のミュージックビデオがまたAePete民の心をえぐってくるんだわ…。LBCのときのPeteが回想としてすごい出てくるんですよ!とりあえず見てみんなで涙流しておきましょう…ぐすん。

状況も変化してきたし、またPerthSaintが共演してくれることを祈ってます。願わくばAePeteの続き見たいけど、それじゃなくても!なんならSaintPerthでも!(最近のSaintくんバチイケだからさ)大人の色気がさらに増した2人がまたカップル役として共演することを願ってやみません。

色々突っ込み集

とりあえずEP13の突っ込みを。

①モザイク!問題

TinCan裸エプロンのシーンでモザイクが!下着はつけてると思うけど、モザイクかけると余計に何か変な感じがしますね汗。

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出典:A Chance To Love on WeTV

②誕生日を忘れるCan問題

彼氏の誕生日を忘れてるし。(もしかして知らない?)妹のLemonの方が知っているという謎。

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出典:A Chance To Love on WeTV

③誕生日を忘れられて拗ねるTin問題

意外とそういうところはまだ子どもっぽくて可愛い。

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出典:A Chance To Love on WeTV

④裸エプロンを実行するCan問題

いくら妹に提案されたからってやるのか!やっぱりすぐ人に言われたことを信じちゃうCanだね。

⑤ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・し?問題

まさかCanの口から聞くことになるとは思わなかった(笑)。日本だけのお決まり台詞だと思っていたので、タイでも言うんだ!という新鮮な発見。

⑥突然ぶっこまれるCanJobの歌問題

いきなりどした!?って思ったらすぐ配信されたこの2人の歌。AChanceToLoveは忖度多めだったね…。ミュージックビデオはちゃんらぶに出ていた俳優さんがいっぱい出てるので一見の価値ありです!

まとめ

バカでかいLove By Chance愛を抱えて見始めたこのドラマ。全話の感想を書くのはきっとこれが最初で最後になるでしょう。(LBC3ができたら書くと思いますが)

たくさんの「Love By Chance」好きさんとつながることもでき、未だに交流があります。初めてTwitterでAePete民の方に呼び掛けて、オンライン飲み会「AePete民会」も開催しました。毎週Twitterで喧々諤々やっていたのも楽しかったです!VPNを導入したりWeTVを英語字幕で頑張って見たり…タイ沼を生き抜くための色々な知識も身につきました。

ずっと書くことができなかった全話通してのまとめブログをようやく書き終えて安堵しています。2020年中に私のこの思いをこのブログと共に成仏させることができて良かった!

全話ブログを読んでくださった皆さま、noteをフォローしてくれた皆さま、Twitterをフォローしてくださった皆さま、すべての「AChanceToLove」好きの皆様に最大級の感謝を込めて!ありがとうございました!!!

※トップ画像はWeTVのA Chance To Loveより引用させていただきました。

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