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触れた場所から伝わる想い-「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい（チェリまほ）」EP1,2個人的感想-

亜胡（あこ）

相変わらず頭のてっぺんからつま先までどっぷりタイ沼に浸っている私ですが、日本から面白そうなBLドラマが来たということで（心が）緊急一時帰国しております。私は根が腐女子で、若かりし頃はBL漫画（その当時はやおい漫画って言われていた）や小説、コミケで売られているやおい本を買って楽しんでおりました。

そんな腐女子妄想の世界が、タイをはじめアジア各国で実写ドラマ化！アジアBLドラマブームが始まっていると言っても過言ではないでしょう。もう貴腐人になってしまった私にとっては、我々が昔描いていた妄想が現実のものになるという夢の世界が、実写で繰り広げられていることに大興奮！それが母国語で見れるという喜びを噛み締めつつ視聴開始しました。貴腐人の心の声と共に感想をお届けしたいと思います。

※ネタバレしていきますので未視聴の方は自衛をお願いします。ちなみに私は原作も未読です。（読んでみようと思ってます）

↓30秒スポットを貼っておきます。

あらすじ

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」そんな都市伝説を聞いた平凡な会社員の安達は、童貞のまま30歳の誕生日を迎えた。30代が始まっても当たり前の毎日が繰り返されるだけ…そう思っていたのに、30歳になったその日から触れた人の心が読めるようになってしまう。なるべく人に触れないように生活していたが、ある日エレベーターで一緒になった同期の黒沢の手に触れてしまったことで、彼の自分に対する想いを知ることに…。

繰り出される名言

ラブコメだと思って見始めたんですが、こんなに頭に残る名言が飛び出してくるとは！ある意味毎話どんな名言が飛び出すのかが楽しみなドラマでもあります。

①モテ of モテ（安達）

同期の黒沢は仕事ができてイケメンで、女子社員からも人気があり人望も厚い。そんな絵に描いたような完璧っぷりに安達の口から出た言葉。私的にかなりツボで、色んなものに展開して使用させていただいてます。（「雑of雑」とか「嫌of嫌」とか「エモofエモ」とか笑）二文字だと語呂がいいですよね。

②まぶしっ！（安達）

安達は黒沢のことを「モテofモテ」だと思っているので、笑顔までまぶしい。この心の声「まぶしっ！」って頻発してますよね。3回くらい？これ安達の言い方がいいんだよね…面白い。

③ほくろーーーー！（黒沢）

一緒に仕事をしているときに接近した黒沢心の声。大好きな安達のうなじにほくろを見つけて大興奮！わかる、好きな人の気づきにくい場所のほくろってなんか嬉しいしエロいよね笑。特別感ある。

④眼福（黒沢）

なんと！安達に似合うと思って買っていたというパジャマが登場！（どんだけ黒沢は妄想を繰り広げてたのでしょう…）自分が安達のために買ったというパジャマを着た安達を想像してのこの言葉。そりゃ好きな人が自分好みの、しかもパジャマ！着てくれたらたまらんわ…。

⑤フライング黒沢（安達）

黒沢の気持ちを知ってあれこれ思い悩み、どう接していいかわからなくなる安達。先輩にいきなり黒沢を呼ばれて焦って出た言葉がこれ。言葉のチョイスが秀逸だなぁ～安達くんは。

1話に1つは必ずみんなが声をそろえて「ここ！」って言える名言が登場するのでしょうか。期待しています！

優しい世界

心が読めるようになり黒沢の自分への想いを知った安達がまず考えたのが「なんで何の取り柄もない俺のことを？」ということ。相手に頼まれたら断れない、自己評価も低く意思表示もはっきりできない自分。同期である安達から見てもモテて輝いているように見える黒沢が、なぜ自分なんかを好きなのか…。

この「なんか」っていうのに安達の性格がすべて現れているような気がして…。ずっと「自分なんか」って思って生きてきたんだろうなぁと思うし、恋愛において「なんで私なんか好きになったんだろう？」ってよほど自意識過剰な方じゃない限り私たちだって思うことがあるはず。

なにより黒沢の想いを否定しないところがいいよね。ここでこのドラマの好感度爆上がりです。

自己評価が低い安達に対する黒沢の想い

30年間彼女がいたことがなく童貞という事実も手伝ってか、本当に自己評価が低い安達くん。黒沢が好きになってくれたことに対しても、自分に自信が持てないから頭の中「？」だらけです。

そんな時に聞こえてきた黒沢の心の声。自分のいいところをずっと見てくれていて、しかも認めてくれている。安達にとってはこれ以上なく嬉しいことだったでしょう。実際泣きそうって思ってたしね。（私も感動して泣きそうになりました…）ここで2人の心がグッと近づいた気がします。

自分を認めてくれる存在が一人でもいるって、本当に心の支えになります。

お互いが相手を想うからこそ近づく心

心の声が読めるので黒沢の想いはダダもれ。恋愛経験がない安達にとってはどう対処していいのかわからず、何もなかったことにしようとしていました。（心の声が聞こえているだけなので、気持ちがないのならその態度で間違いではない）

そんな安達の心を知る由もない黒沢は、少しでも安達に会いたい、声を聞きたい、笑顔を見たいと理由を作って待っています。そして聞こえてきた声は「そばにいられるなら俺は同期でいい」。

この黒沢の心の声が切なすぎて、朝から涙してしまいました…。安達に対して「ぐちぐち思ってないで、追いかけろーー！」って思ってたら、追いかけましたね！！！ここが胸アツ過ぎてですね…エレベーター押さえてまで追いかけてくるんだぞ！この時の黒沢の気持ち…察するに余りある。嬉しくて仕方ないよ。（予告で「昇天しかけた」って言ってたし笑）

ここまで真っ直ぐな想いを向けられた安達の心にも変化が訪れたようです。来週から楽しみぃ！！！

色々突っ込み集

自国ということもあるからかあまりツッコミどころはなかったですが…。少しばかり突っ込ませて。

①マフラーそこまでゆっくり巻くか問題

あんなにゆっくりグルグル巻いてあげることってないよね～。しかも「そんな安達が…」好きーーー！やろーーー！ええところで切れるやつね。

②黒沢妄想安達がエモい問題

お泊りに半ば強引に誘って、家での安達を妄想した黒沢。妄想がぶちっと切れる感じが面白かったですが、黒沢妄想安達映像はそれこそエモofエモやで。

③緊張して眠れない2人かわよ…問題

緊張して寝れない2人。可愛すぎる。

④Mr.パーフェクト黒沢問題

仕事ができて優しくてかっこよくて…その上あれだけの和朝食作れるなんて！モテofモテというよりMr.パーフェクトくんやー！

⑤親友の秘密を知る問題

恋愛小説家が実は童貞だった！って何か週刊誌のタイトルになりそう…。そんな柘植くんも恋の予感！？（こちらもBがLしてくるんですかね）

まとめ

私はタイ沼住民なもので、このドラマに対するタイ語のツイートがバズっていたのを見かけました！1話だけTSUTAYAのページで無料配信されていたYouTubeも、システム上の理由とかで下げられてしまったし…ぜひ英語字幕つけて世界に配信して欲しい良質なドラマだと思います！

アジアBLドラマ愛好家たちは情報が速いです。世界のBL作品を発信しているアカウントがいくつもあり、チェリまほのこともすごい速さで発信されていました。何かと過去の慣習を覆すのは難しいかとは思いますが、この商機を逃さず！テレ東さんには日本の先駆者になっていただきたい！（テレ東さんならやってくれると信じています！←謎の圧笑）

さて、来週の予告もドキドキが止まらなそうですね！楽しみぃい！2人はキスするの！？柘植の胸キュンはどうなるの！？

↓予告編貼っておきます

↓2人のインタビュー動画も見つけたのでぜひ。私、赤楚君も町田君も存じ上げなかったんですが、町田君の方が年上なんですね～。（どうでも情報笑）

※EP3,4の感想ブログはこちらから。

※トップ画像は「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい　テレビ東京【公式】木曜深夜1時放送中!!」公式Twitterからお借りしました。問題あるようでしたら差し替えます。

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