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違った景色から迎えた開幕

大学4年生となり、学生生活最後のシーズンが開幕した。

一年前に迎えた昨シーズンの開幕戦とは大きく異なったものとなった。今回は昨シーズンの開幕戦を思い出しながら、新シーズンの開幕を振り返っていきたい。


バタバタした開幕→順調な開幕

もちろん全ての課題を克服できたわけではないが、前日までリーグ戦出場すら危うかった昨シーズンとは比べ物にならないくらい良いチーム状態で開幕を迎えられた。ピッチ内外で昨シーズンからの経験が確実に積み上がっていると感じ、それが結果として形になった開幕戦だった。勝利することはできなかったが、勝ち点1をもぎ取ることができたのは、チーム力の賜物だと思う。

一方で、こんなに順調に開幕を迎えられたのは、監督、幹部、大学関係者の方々など、たくさんの人が時間をかけて準備してくださったということを忘れてはいけない。当たり前のように見えるが、開幕を迎えられることが本当はとてもありがたいことであるということは2年前の経験から痛いほど理解している。チームを支えてくださる方々に改めて感謝しつつ、当たり前のようにサッカーができることのありがたみを後輩たちに伝えていくことも4年生としての役目だと感じた開幕戦だった。


キャプテン→4年生

キャプテンとして迎えた昨シーズンとは違い、今シーズンは4年生としてシーズンを戦う。立場が変わった中で迎える開幕はとても新鮮な気分だった。チームを引っ張る立場から、チームを支える立場に変わったと自分では思っている。最後のシーズンということで、優勝したいという気持ちは誰よりも強いが、それと同じくらいこのチームに何かを残したいという気持ちがある。プレーはもちろんピッチの外での立ち振る舞いなど、様々なものをチームに残していきたい。最後の開幕戦を迎えて改めて強く思った。


スタメン→ベンチ

昨シーズンはスタメンとして開幕戦を戦ったが、今シーズンはベンチで開幕戦のキックオフを迎えた。正直な気持ちとしては、とても悔しかった。怪我をした二人を除いて同じタイミングで復帰した4年生は試合で活躍している姿を見て、頼もしさを感じたと同時に自分はピッチにいないことの悔しさやもどかしさも感じた。プレーの調子は悪くなかったが、まだまだ実力不足だと改めて感じた。
しかし、試合が始まったらスタメンであろうとベンチであろうと関係ない。ベンチからチームを鼓舞し続けることができたし、終了間際には短い時間だったがしっかりと試合に入ることができた。自分に与えられた役割はしっかりとこなすことができた。残りの試合も常に自分にできることを考えながらチームの勝利のために戦っていきたい。


最後のシーズン

泣いても笑っても学生生活の中で最後のリーグ戦が開幕した。必ず優勝して引退したいと思っているが、とにかく悔いを残したくない。立場、学年、スタメン、ベンチ、どの役割でも自分のできる最大限の力をチームに注いでいきたい。

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