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前期を終えて思うこと

先週の日曜日でリーグ戦の前期が終わった。
順位表は詳しく見てないけど、結果は思っていたより悪い。
リーグ優勝を目指しているチームの成績ではないかなと思う。

多分東洋との試合に勝てていたら、
もう少し良いイメージで前期を終えられたと思うが、
チームにとっても自分個人にとっても良い試合ではなかった。

記憶が新しいうちに前期の振り返りをしておこうと思う。

チームとして

戦績は8戦3勝2敗3分。

勝ちきれない。順位的に格上のチームに対して勝ち点を拾うことができない。

逆に言えば、勝たなければいけない試合で確実に勝ち点を拾えた。
だからこの順位に踏みとどまれていると思う。

去年のチームと比べると確実に成長している。
36人の選手と4人の学生スタッフを抱えるチームは、規模も大きくなり
戦力も充実してきた。選手同士のコミュニケーションも活発に行われ
去年よりも良いチームにはなっていると感じる。

しかし、それでも結果は出ていない。

今のチームは「良いチーム」ではあるが「勝てるチーム」ではないと思う。
昔、一つ上のキャプテンの先輩に
「良いチーム」≠「勝てるチーム」
であると教えてもらった。それを言われた当時は意味がわからなかった。
でも、今になってなんとなくわかってきた。

仲が良いだけでは試合に勝てない。
時には厳しい要求をしなければいけない。
耳が痛くなるようなことも指摘しなければいけない。

ここから勝てるチームになるためには
チームに所属している人が当事者意識を持ち、
一人一人がチームのために何ができるかを考え、
行動を起こすことが必要だと思う。
それで時には意見をぶつけ合っても、それぞれがリーグ優勝って
同じ目標を持っていれば、必ず良い方向にチームは向かっていく気がする。
それができるのが今の文教大サッカー部だと思うし、
チームをうまく導いていくのが四年生である自分の役割だと思う。

個人として

前期出場記録
スタメン3試合、途中交代1試合、ベンチ1試合、メンバー外3試合

8試合を振り返ると達成感よりも不甲斐なさみたいなものが強く残った。
教育実習期間を除いた6試合ではすべてメンバーには入れたものの
出場時間は250分程度。胸を張ってチームに貢献するようなプレーが
できたかと言われれば、そうではない。

特に先週の試合では、気合が空回りして試合にうまく入れず、
自分のミスから2失点。久々に凹んだ。試合後に何人かの後輩に
慰めてもらったのは嬉しかったし、頼もしかった。だけどやっぱり悔しい。

いつまでも凹んでいるわけにもいかないので、
後期に向けて今週からまたトレーニングに臨んでいきたい。
ボールの持ち方、運び方、パスの質、守備の強度…
課題を挙げたらキリがないが、一つ一つ解決しながら、
後期開幕戦ではレベルアップした姿で試合に出たい。


ピッチ外ではそれなりにチームに貢献できたと思っていた。
去年のキャプテンを務めた経験から、伝えられることは伝えてきた。

でも、今考えるとまだまだやれることはあった気がする。

自分の代ではないし、自分はキャプテンではない。
どこかチームを一歩引いて見ていた気がする。


気がつけば引退まで3ヶ月。


自分の代ではないだとか、そんなことは関係ない。


一人一人ができることをやらなければ、勝てるチームにはならない。

その手本を見せるべく、まずは自分から行動を起こして
チームの意識を変えていかなければいけない。


最後に

正直、「勝てるチーム」が本当はどんなものかわからない。

でもこのままではダメだってことは、結果から分かった。

ピッチ内でも、ピッチ外でも、変えられるところはたくさんある。

サッカー選手としての賞味期限まで残り3ヶ月。

「食べ物は腐りかけが一番美味い」って誰かが言っていたけど、
まさに残りの3ヶ月がサッカー人生の中で一番良い時期になるように
全力で駆け抜けていきたい。

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