読書記録:関数電卓がすごい
数学嫌いの文系に向けて書かれた本
ありがたいです
P.26 数学にはルール、作法がある→数学にはお約束がある
ルールが飲み込めないと突然無理ゲーになる
数学はパズルゲームなのでルールを飲み込めると良い
P.56 物価が3%上がる時、65000円は65000+3%になる
65000+3%は電卓で計算できる
P.63 何もスキルを身につけなければ、自分の労働価値は低下していく
などなど、2章までは数学は身近にあることを教えてくれる。
第3章は難しめ
微分積分の話など。
文系数学嫌いの人間でも理解できるように優しい言葉で書いてある。
面積求めたり、ボールをキャッチするまでの経緯を微分積分で表せるのは知らなかった。
微分積分までの数学は全て基礎知識の様子。
(基礎知識だから二次関数や反比例などは日常に生かしづらい)
微分積分が本番。
全体的に、著者のこうした方がいいよ!というスタンスが細かく書いてある。そしてそれを強要はしないであとはご自由に、としているところに好感が持てる。
数学アレルギーの人間が数学に興味を持てたので、ありがたい一冊でした。
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