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オキシトシンの自粛を解禁した話

はじめてのnote投稿です。。。お暇なときに読んでみてください。

母からのLINE

4月22日(水)、母から家族のグループLINEにメッセージが届いた。

「こんばんは。今日のためしてガッテンでやってたのですが、オキシトシンというホルモンは、ハッピーホルモンらしく、例えば認知症が、改善したり、リュウマチの人の痛みが軽減したりするらしいです。」

うちの家族は弟以外全員B型で、皆自己主張が強く、会話も前後の文脈関係なしにいきなり始まることが多い。
なのでこのLINEもナンノコッチャという感じだったが、母からの唐突な話題には慣れっこなので、続くメッセージを待ってみた。

母のLINEはこう続いた。

「それ(オキシトシン)は、人と人との直接の触れ合いで、増えるらしいのですが、電話で声を届けることでも効果が大きいとのこと。
 おじいちゃんが、入院以来、ご飯の量が減ったり、歩くのもしんどかったりしています。
 そこで、みんな、忙しいと思いますが、おじいちゃんおばあちゃんへ時々電話をしてあげてください。特に「孫」の声が、効果あるみたいです。」

勝手に自粛していたことに気づく

自分は神戸出身で大学から上京、一方で祖父母・両親・弟夫妻は神戸に住んでいる。自分も将来的には神戸に帰りたいと思いつつ、こちらで結婚して子どもも生まれており、ちゃんと帰省するのは年末年始くらい。特に祖父母とは対面する機会も減ってきている。

たまには電話でもしなきゃな、と思いつつ、先延ばし先延ばしになって、気づけば年末年始、ということも少なくなかったので、母からのLINEを見て正直申し訳ない気持ちになった。祖父母にとって”孫”と話せる時間はきっととても意味のあるものなのに、自分都合でサボっていたから。特にコロナ騒動下で「友だちと会えない、飲み会もできない」とか言いつつ、より孤独を感じているであろう祖父母に思いが至らなかった自分が恥ずかしくなった。

コロナとか緊急事態宣言とか外出禁止とか関係なく、家族とのコミュニケーション(≒オキシトシン)を自粛していた自分は、これを機に”自粛解禁”を決意。LINEが来てから毎週末、祖父母&両親に電話することに決めた。

物理距離は変わらず、心理距離はより密に

母のLINE後、初めての週末、4月26日(日)。まずは母方の祖母に電話。これまで電話する機会も少なかったのでいざ電話するとなるとちょっとだけ腰が重かったけど、おもいきってかけてみた。

電話:(呼出音)
祖母:もしもし~
 僕:あ、おばあちゃん。章裕です
祖母:あー、元気~?どうしたん?
 僕:いやいや、特にないんやけど、元気かなーと思って。
祖母:あーありがとう。なんか最近、外出したらあかんと思ってたら、余計体が悪くなってる気がするわ~。
 僕:それはあかんなー。行けるんやったら、ちょっと散歩とか行ったほうがいいよ。

そんな調子で話し始めて、会話は弾んでいった。ひざの調子はどう、とか、ひ孫は元気してるよ、とか、ちょっとは散歩に出たほうが良いよ、とか。おばあちゃん、やっぱり寂しかったんだろうな。長らく不精していたけど、やっぱり電話して良かった。

次は父方の祖父母へ。こちらは齢80にしてLINEを使っているので、LINEでビデオ電話を掛けてみた。

電話:(呼出音)
祖母:もしもし~章裕?
 僕:あ、おばあちゃん。元気?
祖母:元気元気!どうしたん?ほんま、えらい世の中になったな~。お花見も行けへんしな。
 僕:ほんまやね~。おじいちゃんもおる?
祖母:おじいちゃんもいるよ。お父さん、章裕からですよー

ビデオ通話なのでスピーカーホンでスマホを見ながら会話しているのだが、祖父はその使い方がわからないらしく、祖母のスマホを耳に持っていく。こちらの通話画面には祖父の耳がアップで映っている。笑

僕:おじいちゃん、ちがうちがう!スマホ離して~
祖父:ああ、見えた見えた。元気か?仕事はどうや?
僕:うん、ぼちぼちやってるよ。ほら、〇〇(息子)も映ってるよ。見える?
祖父:おおーー見えた見えた。元気そうやな~

こうして無事にビデオ通話も接続できるように。祖父はたしかにちょっと元気がなさそうではあったが、少しでも体を動かすために、祖父母で毎日散歩に出ているらしい。それはいいね、ずっと家の中にいても体によくないからね、などなど、10分ほど話してから電話を切った。

その後、実家へ「おじいちゃんおばあちゃんと話したよ~」と連絡。「ありがとう、また掛けてあげてな」「うん、また掛けるわ」と会話。

おじいちゃんが元気に

それ以来(といっても4月終わりから今までなので、計6回ほどではあるが)、父方の祖父母、母方の祖父母、そして実家と、3回の電話を毎週末かけるようにしている。

そして父方の祖父母へ3回目くらいの電話をしたとき。

 僕:元気~?
祖母:元気やで~。あのな、おじいちゃん、血液検査の結果良くなってん。んで、ご飯もよく食べるようになってな~。元気になったわ。
 僕:ほんまに!それは良かった。おじいちゃんおるん?元気?
祖父:はいはい。まぁぼちぼちやな~

ということで、オキシトシンのおかげなのか何なのかわからないけれど、祖父の体調は良くなったらしい。ほっと一安心。
母方の祖母も、電話する度に声色が明るくなっている気がする。こちらはLINEが使えないので、電話越しに息子の声を聞かせると喜んでくれる。良かった良かった。

三密を避けろと言われる中、コロナがきっかけで家族との距離がより密になった、という話でした。

#オンラインを楽しもう

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ソウルドアウト株式会社勤務。SMB市場のWebマーケ支援が生業です。社内で唯一、メイン媒体の広告運用コンサル部署(Yahoo!・Google→Facebook→LINE)を経験(直近は専らLINE)。音楽(特にIndies)が好き、趣味でたまに作詞作曲します。
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