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納得できない低評価の理由は、未来の自分に訊け:スプラッシュ・マウンテン025

(前回のつづき)
またまた長くなっちゃった。

前回はこちら。

やがて自分が外浮きキャストを選ぶ側になってしまう、皮肉な未来ではあるが……

この時代、スプラッシュ・マウンテンの一日の勤務人数は、早番・遅番出勤がそれぞれ20名少々と、中番(ランチ回し要員)が4名で構成されていた。

外浮きは通常早番遅番で各3名程度、配置される。平日などの閑散日は1〜2名の日もある。
確率で言うと7〜8回に1回は外で浮ける計算になるが、リードが指名するのは大体信頼のおける人であり、それはほぼ決まった顔ぶれだった。

僕が指名されるのは月に1回もない。最初の半年は、まぐれでごくたまーに出番が回ってくる程度。1回か2回だったと思う。

僕と同じくマークトウェイン号からスプラッシュへ異動して来たナベさん(♂)も、外浮きをやらせてもらえなかったのを不満に思っていた。
「選んでくれないなら立候補してみるか」
と、休憩中にリードに頼んでいた。
僕もやらせて下さいと立候補してみた。
後日、外浮きにしてくれたが、たった一度でおしまい。要するに、僕は意図的に選ばれていなかったことを意味する。

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