#音楽の履歴書 (改)
【胎内】
音楽と英語を習わせることは生まれる前からの決定事項だったらしい。絶対音感を身に着けるためのCDと父の趣味である洋楽を聴かされていた。
【誕生~就学前】
音楽好きな両親のもとに長女として誕生。
ディズニー映画のDVDを見まくっていた。それとは別にディズニーの英語教材もやっていたため、ディズニー漬けの毎日。当時の将来の夢はシンデレラ。
聴いていた音楽はもちろんディズニー、特にプリンセスの曲。母が挿入歌をまとめたMDを作ってくれたおかげでそればっか聴いてた気がする。
ディズニーの他に父の好きな洋楽も流れていて、特にビートルズの1は毎週のように聴いていた。
1に合わせてミッキーとミニーのぬいぐるみを踊らせていた記憶。
耳で聴いていたせいで歌詞と曲名と曲が一致しない。何を言ってるのかもよく分からない。
【幼稚園生】
よく跳ねるおしゃべりな子どもだった。どうしてこうなった
おかあさんといっしょをはじめとしたNHKの教育番組にお世話になる。ゆうぞうお兄さんとしょうこお姉さん世代。
最寄りのスーパーにあった「オシャレ魔女ラブ and ベリー」にハマる。筐体もDSもめちゃくちゃやってた。「ぶとうかい」のステージが好きだったのはプリンセスの影響。
やっすい音にノスタルジーを感じる。心臓が痛い。
父にビートルズのメンバーを覚えさせられる。今でも言える。
エレクトーンを習い始める。鍵盤が2段あるやつ。
【小学校低学年】
父に「楽譜の上のアルファベットは何?」と問うたことにより、コードというものを知る。父による洋楽布教も加速し始める。
周りの女の子たちがアイドルに目覚めだす。AKBか、嵐か、みたいな。NHK以外のテレビはほとんど見ていなかったが、とりあえず便乗して好き~って言ってた。好きなメンバーは相葉くん。志村どうぶつ園のおにいちゃんだから。
【小学校中学年】
ポケモン旋風が到来。クラス全体でレシラムゼクロムどっちが強いのか論争を繰り広げる。わたしはレシラム派。
休み時間には教室にある電子オルガンを弾く毎日。友達と連弾したり、練習曲を弾いたり、耳コピしたポケモンのBGMを弾いたり。
マリオのBGMの替え歌からヒャダイン(前山田健一)を知り、楽曲のキャッチ―さにハマる。当時流行っていたプロフ交換の好きな歌手欄には「ヒャダイン」と書いていた。
【小学校高学年】
自分が絶対音感を持っていることに気付く。周りにたくさんいたし、ドレミの判別なんてみんなできると思っていたので、すごいものだという自覚はなかった。※今もそんなにない
「プリパラ」が始まり、その主要キャラの声を担当しているi☆Risに出会う。なかでも久保田未夢さん(オレンジ)が大好きになり、初めて声優の推しができる。
嵐を能動的に見るようになる。5人みんないいな、と思いながらも目が吸い寄せられるのは相葉雅紀さんだと気づきはじめる。人を選ぶかもしれないけれど確実に心にひっかかる特徴的な歌声は唯一無二だし、それでいて他のメンバーとユニゾンしても浮かないし。なんなら消えるときあるし。何なんだろうね。不思議で大好きな声。
【中学生】
陰キャになる。
演劇部に入部。柔軟と筋トレのBGMは顧問の先生の趣味で洋楽だらけだった。聴くと懐かしくなる。レディーガガは筋トレだしRentは柔軟。
友達から大分遅れてボカロを聴き始める。その流れで歌い手さんも齧る。After the Rainとか。
夜9時をまわっても起きていることが許され、ドラマ「ようこそ、わが家へ」を見る。怖かった。
主題歌「青空の下、キミのとなり」が好きになる。
パフォーマンスを見て、本格的に嵐を追いかけはじめる。初めて買ったCDはI'll be there、初めて買ったアルバムは「untitled」。
友人に連れられカラオケに行く。開幕はいつも君が代。弾き語りを始めたり、歌うことが好きになる。
【高校生 前半】
陰キャが加速する。文学部と合唱同好会、演劇部の手伝いを掛け持ちし、小忙しく過ごす。
偶然見かけたBanG Dream!にハマる。同時に、声優さんの演奏に度肝を抜かれ、以降、ラブライブやスタァライト、D4DJなど、女の子が歌ったり踊ったりする作品ばっかり見るようになる。
エレクトーンの発表会でNight Birdsを弾くため、シャカタクを齧る。
年賀状を書くときのBGMにしている。
この頃noteを始める。最初期のnoteは怖くて読みたくないしなんなら消したい
【高校生 後半】
もっとちゃんとオタクブログが書きたい!と、はてなブログとTwitterをはじめる。
高3の夏休みに志望校を変えるという暴挙に出る。準備は大変だったけど変えて正解だったと思う。
カバーをきっかけにWEAVERにハマる。CDを片っ端から借り回る日々。3ピースであることを感じさせないカラフルな演奏がとっても素敵。あとピアノめっちゃうまい。かっこいい。
歌詞よりも構造がどうなっているのか、コード進行はどうなのか、詞の押韻などに耳がいくようになる。もっと知りたい、という知識欲がわいてくる。音楽は考察、研究対象へ。
卒業直前の受験休み、バンドリの弟分であるfrom ARGONAVISと、伊藤昌弘さん(サムネのボーカル)にズブズブになる。絶対ハマらないと思っていたのに。
想像以上にガチのバンドだった。流行ってほしい。
【大学】
音大に入学する。音楽オタクしかいない環境で音楽漬けの毎日、最高に楽しい。
クラシックやソルフェージュの基礎をほとんどやってこなかったため、ピアノ歴(一応)12年にして初めて本格的な勉強をすることに。いかにノリで弾いてきたか、いかに楽譜を読まないで生きてきたかを痛感する日々。
人生で初めて見たライブを、ハマって1ヵ月のArgonavisに捧ぐことになる。このプロジェクトを、バンドを追いかけていこうと決意する。来月のライブにも行きます。
i☆Risのライブに行く。8年間見つめ続けてきたアイドルが実在する人物であると実感し、公演中はずっと号泣していた。
from ARGONAVISに楽曲提供したアーティストやカバーの本家を聴く流れで邦ロック強化期間に入る。THE ORAL CIGARETTES、KEYTALK、シド、PENGUIN RESEARCH、sumika、Rhythmic Toy Worldあたりを齧る。今後も増えていく予定。
音響関係の専門学校に行った友人と意気投合し、毎月遊ぶようになる。わたしと全く異なる視点で音楽を分析していて話を聞いていてとても楽しい。そんな彼女と合宿をしてきたレポnoteを近日書きます。
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2年くらい前にささいな笹さんがやられていた企画「音楽の履歴書」のアップデート版を書きたいなと思いまして。
ハッシュタグ付きの記事たちを読んで、みなさんがたくさんのアーティストを聴いていらっしゃるんだなぁ、って。たくさんの音楽を聴いて、そのどれもに愛を注いでいるのがすごいと思うと同時にうらやましくもなって。
2年前と比べて聴いている音楽の幅、聴く深さが少し広がり/深まったと思ってた。それでもまだまだ未開の音楽だらけ。
まだ、狭く浅くでしか音楽を知らない。知らない音楽にもっともっと出会っていきたい。もっともっと音楽を好きになりたい。改めて思います。