Happy
これを書きながら聴いてるのはファレル・ウィリアムスの「Happy」だ。
春のうかれ気分を花粉とともに温かな風が運んで来ている、そんな今日にぴったりの曲で、さきほどInstagramで春に開催するイベントの告知を投稿しようとした際、BGMとして添えるミュージックのおススメ一覧を見たらたまたま目についたそれをセレクトし、そのままiPhoneでもヘビーローテーションで聴き続けている。数年前にテレビCM(AppleのCMだっただろうか?)で軽く耳にしたことがあるだけのこの曲、曲調も好きだったけれど改めてググってみたら歌詞も素敵だった。
私のイベントの主旨にも合っているんじゃないだろうか。
私の活動は当の本人も自分が何をしようとしているのかうまく言えないような展開をしており、計画性とはほど遠く思いつくまま行き当たりばったりになにかをはじめるのが常。
恋人にはイベントガールと呼ばれたりしているけれど(イベントを主催するから?)それに関しては「イベント開催してるけど、ホントはひと様の開催するイベントに呼ばれるほうになりたいんや…」と力なくアッピールしてみたり。
この辺りはもともとモデルをしていたこともあり、撮影当日クライアントのセッティングしたスタジオに行き、香盤表に則ってその場でやるべきことをやったら終了、という形式が好きで未だにそれに固執している感覚ゆえ。
それにイベントガールって響き、パーティーピーポーに通ずるウェーい感があるように思えて自分はそういう類いの人種ではないからね…と思っている。
の、だけれど、外からみた自分というものはたまにビックリするくらい違和感覚える印象を持たれていたりするのがこの世の不思議のひとつだったりするのでそのあたりについては諦観したりしなかったり。
それはともあれ、イベントがなんのことかと言うと、大人が集まって楽しく時を過ごす場が最近少ないのではないか?と昨年の夏に不意に思いついた企画で(くれぐれも言いますが私はパーティーピーポーではないですよ。祭りずきというわけでもない。けれどひととひととが実体を伴って顔を突き合わせることで生成されるムーブメントへの渇望がコロナ禍による抑圧のせいでかえって立ち昇ってきたのです)折よく出会った素敵空間、祖師ヶ谷にあるカフェ・ムリウイの空気に言いようのない魅力を感じたことがすべてのスタート。
それは昨年のまだ初夏にも早い頃。
パロミタ友美さんというバウル奏者の方のライブで初めてカフェ・ムリウイを訪れたのでした。
屋上空間であるところのムリウイさんで陽の沈むなかテーブル上の小さなキャンドルの灯りを見つめていたらひとつのイメージが浮かび上がったのです。
落ち着いたあたたかな光のなかで、たくさんのひとが談笑する。
ひとりひとりのスピリットの宿りがさまざまな出会いを喜んでキラキラと嬉しさに輝いている。
めいめいが目に見えないギフトを携えてそれらを贈りあっているような。
互いが互いを、そしてそれぞれがそれぞれをセレブレイトしている。
そしてその場はそういうことを日々に創り出していくための実験の場でもある一方で、子どもの頃に楽しんだおままごとをふたたびやってみるような。
そんな感じ。
そんなことができたらなぁ…
誰かやってくれないかしら…
誰もやらないなら私がやろうかしら…
いつやるの…イマでしょ!とは、言いませんでしたが一度は言ってみたいのがかつて一世風靡した林先生のあのCMの刷り込みの恐ろしさ。
誰にも言いはしませんでしたが自分のなかでは言いました。
おのれの魂に向かって(受け止めてくれるの自分しかいなさそうだったし…)。
ちなみにこのイベントの一回目は昨年11月に好評のうちに開催され、そして早くも二回目を来月、3月25日(土)に行うことになっています。今回もイベントの目玉としてテキスタイルデザイナー/タロットカード作家でありつつ形而上域のナビゲーターでもあられるイズモアリタさんにスペシャルトークライブをしていただくことになっているうえ、小さなお店やさんと称して水晶リーディングやかわいい小物販売、短歌ブースといった多彩な顔ぶれで文化祭を盛り上げて頂くので是非色んな方にお越しいただけたらと思ってイベントガール(…甘んじて受けよう)の私は告知活動に発奮する今日この頃なのです。
日記的なものを書こうとしたらいつの間にか宣伝をしてしまうのが主催者の佐賀、ちがう、性と書いてサガというものでしょうか。
ご興味抱かれた方は是非遊びにいらして下さいませ。
お申込みはコメント欄から是非どうぞ!
お待ちしてまーす!
akmagazine春の文化祭『屋上にてvol.2』
日時 2023/3/25(土)17:30〜21:00
場所 カフェムリウイ
世田谷区祖師ヶ谷4-1-22-3F
料金 5000円(当日受付にて現金のみ/1ドリンクオーダー制)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?