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小牧幸助文学賞 応募作

汗をかくのが嫌いなのなんて、にべもない。

密やかに浮かぶ真昼の月は、まるで生き物。

まどろみが邪魔をする、昼下がりの知識欲。

月を食んで刻を打つ。わたしは、時間泥棒。

大人になったら分かるわよって、嘘っぱち。

時間よ、止まれ。いつか、が来ないように。



六作品、書いてみました。
まだ期間はあるし、いくつでも応募は可とのことだったので、もしかしたら増えていくかもしれません。
20文字ぴったりがこんなに難しいとは思いませんでした。
しかも、小説なのか怪しいですが…個人的には小説です。
素敵なお題や企画、いつも楽しんで書いたり読んだりしています。

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