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2021年正月の身辺雑記

 新年あけまして、おめでとうございます。

 「一年の計は元旦にあり」という言葉には、うっすら呪縛のような思いを抱きます。今年の正月も何も決めることなく、だらだら時間を浪費してました。年末最後の水曜アデイの営業は、二丁目文芸部の部員をはじめ、常連の方から久しぶりの方の来店もあり、賑やかな夜になりました。昨年の濃いエキスを4時間に詰め込んだようで、結果的に一年まるごと満足できました。さて、2021年はどうやって過ごしましょうか? この年末年始をダイジェストで振り返ることで、占ってみたいと思います。

 30日が最終の営業、店を閉めたあとで他店で飲んでいた頃には、すでに大晦日。帰りの月がきれい。寝て起きたら、昼。月島にある肉屋と近所のスーパーまで買い出しに。そして、超簡略式で大掃除を。毎年、この日は家で鍋。テレビは基本は紅白、ガキの使いをザッピングしながら。

 紅白は、コロナのことを言い過ぎだな。しょうがないけど、お祭り感がないと寂しい。けん玉チャレンジは、ひやひやする。氷川君の足、エロ。ミスチル、歌詞が泣ける。天城越えた。玉置浩二は似てるらしいけどホント? MISIAの貫禄さすが。いつの間にか年が明けて、「おもしろ荘」を観て、なんとなく起きてる。

 元旦は、一歩も外に出ず。ベッドから出たら、お雑煮が出来ていて幸せ。出しそびれた年賀状を書き、藤野千夜さんからお送りいただいた『じい散歩』を読了。藤野さんの筆からは優しさと強さが滲み出ていて、ちょっと泣きそう。ネタ番組を延々と観て、「孤独のグルメ」「緊急検証!」「チャンスの時間」、テレビそれと酒ばっか。


 2日は、恒例の清水ミチコの武道館。見渡す限りホモだらけ(というのは大げさ?)。いつも一緒に観れる友達がいて、じわじわ嬉しい。行かないと思ってた二丁目にやっぱり流れて、少しだけ飲む。桝酒が振る舞われた。帰宅して「逃げ恥」を観たら、詰め込み過ぎでちょっと説教臭いかなと思ったり。続けて「岸辺露伴は動かない」を少しで断念。

 3日になると、テレビも飽きてくる。まとめて海外ドラマでも観たいけど、思いつかない。ニュースを観ているほうが、落ち着くかも。夜に初ジム。ホイみさんの「紅とんぼ」は、なぜだか途切れちゃう。歌川たいじさんが薦めてくれた映画『シュヴァルの理想宮』を観る。あら、6日(水)は営業できるんだろか。そうだ、noteでも書きましょ。

 というわけでして、やっぱり特に新年の指針が示されることもない、安定の怠惰な年末年始でした。つまり僕は、行き当たりばったり、というスタンスが好きなようです。ビリヤードの卓の上のように、互いに作用し合いながら行く方向が定まると楽しい。そうやって、今年も過ごせたらラッキーです。とりあえずは、健康を第一に。まあ、うまくいかない状況もあるでしょうけど、結果が万歳ならば、きっと素敵な一年です。

 本年もどうぞ、よろしくお願いいたします!

A Day In The Life
東京都新宿区2-13-16 藤井ビル203

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