240615.SAT〜240621.FRI
ぼくの友人であり最初のクライアントである作家、雲野たかよし達によるグループ展へ。今年からアルコールインクという画材を使い始めたようだ。アルコールとインクをキャンバスで合わせると予想不可能な滲み方をするそうで、その上に鉛筆で描き足して女性の顔に仕上げるのだそうだ。同じテーマに向き合い続けるタイプの作家だから、手法の変化が分かりやすい。
全てをコントロールしきるのではなく、自分の支配下にないモノを何かに見立てる作業は、ぼくが取り組む再生の建築と通じるところがあるかも知れない。