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今日は上位陣安泰なるか?(大相撲春場所三日目)

みなさん、こんにちは!
三日目の取り組みを振り返っていきましょう。

ここまで2連勝の尊富士が狼雅に勝って3連勝としました。立会いすぐに尊富士が左に体を開いて変化しましたが、その前から狼雅は足を滑らせていた感じでした。ともあれ尊富士は新入幕の場所で好調です。

前半戦で1番盛り上がったのは、なんといっても佐田の海ー御嶽海戦でしょう!
佐田の海は父も佐田の海で親子二代続けて関取です。もう36歳なので大ベテランです。
御嶽海も大関経験のある実力者です。
佐田の海は右差し左上手で攻めて前に出ます。そこを御嶽海が右から掬って両者ほぼ同時に赤房下に倒れました。

やはり、物言いがつきました。
物言いがつくと、土俵下の5人の親方が土俵上に集まって協議します。審判長はビデオ室からの意見をイヤホンで聞いて参考にします。
余談ですが、大相撲にスロー検証が導入されたのはプロ野球よりも早かったんです。
それはさておき、協議はかなり長引いています。審判が分かれました。
「両者、体が落ちるのが同時とみて取り直しといたします!」
館内は大歓声に包まれます。取り直しの相撲は御嶽海がもろ差しで佐田の海を寄せ付けずに圧倒しました。

人気力士宇良は大関霧島に挑戦します。
霧島はここまで白星がありません。
宇良の特徴は土俵で塩を撒くときに、ほんのちょっとしか撒かないんです。料理の仕上げに塩を少々みたいな感じです。
今日は立会いすぐに宇良が霧島の懐に潜ろうと低い姿勢で当たりました。霧島もよく見てそうはさせじと突っ張って応戦します。
宇良は土俵際まで追い詰められて絶対絶命のピンチでしたが、姿勢を低くあたろうとしたところで霧島のバランスが崩れました。その一瞬を見逃さずに霧島は突き落としをくらいます。
なんと、霧島初日から3連敗です。
宇良はその後のインタビューに大銀杏がおでこまて垂れ下がった姿で登場。

ー勝負がついた瞬間はおぼえていますか?
A、いやちょっと覚えてないですね、
とニコニコの表情で答えていたのでした。

今日は熱戦が多く文章が長くなりすぎました。
これ以外の取り組みが見たいという方は「幕内の全取組」というNHKの番組をチェックしてくださいね。NHKプラスでも配信してます。

【放送時間】3月13日(水)

NHKBS(102ch)(サブチャンネル)
午前1:00〜

総合 午前3:35〜

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