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ロシア対ウクライナで世界のパワーバランスに変化が起きる!?

 拡大する世界最大の地域組織

ウズベキスタン大統領は、上海協力機構が次のサミットで成長することを明らかにした。https://t.me/rtnews/29401

ロシアウクライナの軍事侵攻は制裁している他国には経済的に大ダメージを与えている。更に上海協力機構参加国が増えることにより世界に変化が起きるだろうか?

イランは今週、上海協力機構に参加するための合意に署名します — イラン外務省

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https://t.me/disclosetv/9200


上海協力機構
中国とロシアが主導する地域協力組織(SCO)

中華人民共和国・ロシア・カザフスタン・キルギス・タジキスタン・ウズベキスタン・インド・パキスタンの8か国による多国間協力組織、もしくは国家連合[1]。中華人民共和国の上海で設立されたために「上海」の名を冠するが、本部(事務局)は北京である。

加盟国の人口は世界全体の4割強、域内総生産(GDP)は2割強、面積はユーラシア大陸の6割を占める。アメリカ一極集中への対抗軸という性格が強いうえ、紛争地帯を域内や隣接地帯に抱える地政学的意味合いもあって、国際的に存在感を高めている。

ソ連崩壊で生じた中国と中央アジア各国の国境周辺での緊張問題を解決するため、1996年、上海に集まった中国、ロシア、中央アジア3か国(ウズベキスタンは参加せず)の上海ファイブ(Shanghai Five)が前身。

2001年のアメリカ同時多発テロ以降、イスラム過激派対策、テロ防止、麻薬対策、アフガニスタンなど政情不安地域への対応に協力の重点を移した。「内政への不干渉」を共通の目的に掲げ、軍事同盟ではないとうたっているが、2007年以降、ほぼ毎年、加盟国による合同軍事演習も実施している。

最近はロシアが掲げる「ユーラシア経済同盟」や、中国が掲げる「一帯一路」構想の実現に向け、加盟国や準加盟国、対話パートナー国を増やし、経済分野での協力を強化している。

軍事協力や反米色が強まっていることに懸念も広がっている。


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🇷🇺🎙ロシアのラブロフ外相は、ロシアの「第1チャンネル」の番組「モスクワ・クレムリン・プーチン」インタビューより
9月11日

💬「世界はどこへ向かっているか?より公正な世界秩序へ向かっていると思う。世界は多極化するだろう。西側は、自分たちの優位を維持しようと真偽織り交ぜ躍起になっている。北大西洋条約機構(NATO)はグローバルな野望を表明し、インド太平洋地域はNATOの責任範囲だと正式に発表された。誰もがそれを気に入るわけではない。 <...>我々は、公平な対話と、世界各国の利益のバランスに基づいたすべての問題の解決に賛成している。」

💬我々は、コンタクトから離れることはない。我々との対話を続けたい人は、いつでもそうしてください。プーチン大統領とのコンタクトについて、欧米の指導者が対話したいであれば、常に理解と同意をもって受け止められている。

💬「我々は(ウクライナとの)交渉を拒否していないが、拒否している人々はこのプロセスを彼らが引き延ばせば引き延ばすほど合意するのが難しくなることを理解しなければならない。」

💬 「欧米が行うことはすべて、競争を恐れてのことだ。例えば、制裁はロシアや中国だけでなく、強力な競争相手を排除するための明確な線引きである。これは、ヨーロッパを制裁ゲームに引きずり込もうとしているアメリカの狙いでもある。アメリカよりもヨーロッパの方が、この制限に苦しんでいる。」

🔗https://t.me/MID_Russia/22896


📃ラブロフ外相、国際反ファシストフォーラム2022の参加者への挨拶より:

🔹ヒトラードイツの敗北から77年後の今なお、世界はネオナチズムの顕在化に直面している。

🔹我が国の外交当局は、こうした状況と戦っていく。


ロシアの同盟国

軍事

ロシアが法的に拘束力のある相互防衛協定を結んでいる国と言えば、まず第一に、『集団安全保障条約機構』(CSTO)の加盟国だ。これは、連邦崩壊後の1992年に創設された政府間同盟で、ロシア、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタンの6か国を統合する。いずれも旧ソ連構成共和国だ。

ロシアと法的に拘束力のある、この種の協定を結んでいる国は、他に2つある。アブハジアと南オセチアだ。

ロシア軍は定期的に中国軍(中国人民解放軍)と合同軍事演習を実施している。

インドは、もう一つの潜在的な同盟国と言えるだろう。ロシアとインドの関係は、ロシアと中国のそれに似ている。インドもBRICSとSCOの一員であり、ロシアと合同軍事演習を行い、ロシア製兵器を熱心に買っている。

露印中の三国間同盟にしようとしているが、インドはといえば、中国に対抗する同盟関係を必要としている。だから、露印中のトライアングルは非常に複雑だ。


経済

東方経済フォーラム

中国。このアジアの経済大国は、新興5か国「BRICS」の一員であり、ロシアも参加している経済的提携「上海協力機構」(SCO)の加盟国でもある。

BRICS

ロシアをはじめ、旧ソビエトのベラルーシ、カザフスタン、タジキスタン、キルギス、それにアルメニアの、6か国(ロシアが主導する軍事同盟のCSTO=集団安全保障条約機構)




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