税理士試験振り返り!心構え編〜税理士試験はクソゲーである〜
このサブタイトルを使いたいためだけに書きました。
今回は税理士試験の勉強方法全般を振り返って見ようと思います。いや、全般というよりほぼマインドセットの話というか、時間の使い方の話というか。
あくまでこれは、私の場合なので例にもれずに参考にはなりません。
突然クソゲーだなんて。一体なんなんですか。
突然ですがみなさん、「クソゲー」という言葉をご存知でしょうか。うん、まぁクソみたいなゲームってことなんですけど。
それではクソゲーってどんなゲームをイメージしますか。つまらないゲーム?バグが多いゲーム?ここの定義は人それぞれ、色々とあるでしょう。
クソゲーといえば私の場合、下記の言葉を思い出します。
「レベルを上げて物理で殴ればいい」
これ、なにかというと2010年クソゲーオブザイヤーの大賞に輝いたRPGゲーム『ラストリベリオン』にまつわる名言だそうで。
ちょっと説明すると、本来RPGというものは相手の弱点を突いたり戦略的要素が絡むものですが、このゲームはそういうの一切無視してレベルを上げて物理で倒すのが一番効率的だったそうな。うーん、クソゲーだ。
※ゲームのことは詳しくないので認識に誤りがあったらすみません。
でもね、私、この表現本当にめちゃくちゃ大好き。
税理士試験はクソゲーである。
つまり、何が言いたいかと申しますと。税理士試験も同じことが言えますよ、と。もうね、レベルを上げて物理で倒してください。お願いします。
あれが得意だこれが苦手だいろいろあると思いますが、税理士試験は努力が報われる試験です。とにかくレベル上げれば倒せます。大事なことなので二回言いますが、税理士試験は努力が報われる試験です。
レベル上げって具体的になんなの?
じゃぁ税理士試験におけるレベル上げって何でしょうか。私はレベル=勉強時間としていました。まぁ正直勉強時間の話となると、賛否両論ですよね。
勉強時間で満足しているヤツがいるだとか、やみくもに勉強時間を積み重ねるのは得策じゃないとか。そうなの、これは色んな考え方があるから、違うと思う人はそれで良いと思います。
ただ、私はレベル=勉強時間と考えて日々勉強していましたよ、という話なので、1つの事例として読んでいただければ。
質か量か問題
少し話はそれますが、勉強といえば質だ量だのっていう議論がありますよね。私は「質か量か(質or量)」という考え方は基本的にしていません。意識すべきは「量と質」だと思います。
つまり、量(時間)をとった上で質を考えようよって話なのです。
まずは量を。兎にも角にも量を取りにくということを意識してました。質について考えるのは、最大限時間を作った後の話。時間を作った上で、その時間を最大限活かせているかどうかという「質」について検討すべきだと思うのです。
これ、結構考え方がシンプルになるのでそういう意味でも良いと思います、個人的には。
なので、働きながらの人たちは特に、まず量を取りに行く工夫をすることが大切なのではないでしょうか。もちろん、専念さんや学生さんは少し状況は違ってくるかもしれませんが。
量(時間)を取りにいくってどうやって?
ちょっと前にこんなツイートをしました。
簡単に言うと、可処分時間全部勉強に振りましょう!!!とう考えです。どちらかというと過激派に属すると思います。
税理士試験振り返りというタイトルですので、私自身の受験生時代の時間の使い方を振り返りましょう。
前提条件として、当方独身女性(恋人なし)一人暮らしです。なので可処分時間はめちゃくちゃ多いです。なので、家庭のある方々からしたら非現実的な話が多いと思います。パートナーやお子さんはどうしてもアンコントローラブルな領域ですし、想定通りに行かないことのほうが多いのではないでしょうか。
家庭を持ちながら勉強されてる方々、本当に尊敬しています。
時間は「ある」ものではなくて「作る」もの
試験勉強中、勉強時間は理想として週45時間(平日5時間×5日+土日10時間×2日)を掲げていました。睡眠時間は6時間。
平日のタイムスケジュールは下記みたいな感じ。もちろん仕事については残業やら早出やらあるので、なかなかその通りにはいかないものの。
なんかこうやって書き出してみると5時間くらい意外と余裕じゃない?って感じがしますね。でも実際は結構カツカツでした。
どうにか1分でも多く勉強時間を捻出するため、心掛けていたのは下記のようなこと。もちろん、あまり参考にはなりません。
家にいる時間は就寝時間+前後1時間
私は家で勉強できない人間なので、家にいる時間が長くなればなるほど勉強時間は必然的に減ってしまいます。そのため、起きて1時間以内に家を出ること、帰ってきたら1時間以内に寝ることを意識してました。帰宅したら座らない
朝1時間で家を出る、これは意外と難しくないんですよね一人暮らしだと。でも、帰ってきて1時間で寝る、これが意外と難しい。一息ついてしまうとそこからダラダラスマホいじったりなんだりで、あっという間に時間が経ってたりするんですよね。貴重な睡眠時間が失われるのです。そうならないように、私は帰宅したら座らずに、極端なことを言えばお風呂に直行してました。一息つくのはベッドの上で良いのです。お風呂でゆっくりなんかしない
最低限の汚れが落ちればいいでしょ、の精神。女性としてはどうかと思う。もちろんスキンケアも最低限。本当、女性としてはどうかと思う。洗い物とかしない
普段使う食器類は、紙皿紙コップ割り箸。地球に優しくする余裕なんてない、まずは自分に優しく。平日の晩御飯は歩きながら
そもそも晩御飯とかあんまりがっつり食べない民なので、晩御飯は家から持ってきたおにぎりを食べながら自習室に移動。とてもお行儀悪いです。良い子は真似しないでね。もちろん隙間時間は全力で使う
隙間時間は上記の勉強時間にはカウントしてません。でもここの積み重ねって結構大事。私は移動時(徒歩※)は講義の音声を聞きつつ、理論。危ない歩き理マス。あと座ってご飯食べてるときもたいてい理論マスターをお隣に置いていました。※私は乗り物酔いがひどいため、電車内の時間は基本的に睡眠時間としていました。
まとめ
なんかこうやって書いてみると随分ご立派ですねって感じですが、やっぱり実際は思っている通りになんてなかなかならないのが現実でした。まぁ、このスケジュールをきちんと守り続けられてたら多分4年で試験終わってたかと。社会人も色々あるんだよ。。。
あと勘違いしてほしくないのは、今回のお話は週●時間勉強しましょう!という話ではないです。そうではなくて、あなたの持ってる時間、全部勉強時間に突っ込みませんか?って話。やっぱ社会人って専念に比べて持ってる時間はどうしても少ないので。
少しでも勉強時間が増えるよう日々工夫を重ねて生活してみるのはいかがでしょうか。なんかちょっと説教臭くなりました。おしまい!
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