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自己から無我へ

肉体を与えられた自己は、
使い古した身体を脱ぎ捨て、
新たな身体に入っていく。
自己は切られることも、
焼かれることも、
濡らされることも、
乾かされることもない。
自己は無限であり、
あまねく行き渡り、
不変でもあり不動でもあり、
永遠である。
自己の行動の成果を生きる神へ捧げる。
執着せず、
なすべきことをなす。
すべての行為を私に委ね、
願望や利己心から自らを解放する。
やがて自己は無我となる。