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空の思想

仏教における空(くう)とは、
もろもろの存在や言語活動を否定する。
その否定の結果、新しい自己がよみがえると考えます。
色形あるものは空、空なることは色形あるものと考えます。
空の聖化に至るまで、
俗性の縁起により言葉にならない状態へ達する。
仮説と中道により、
聖化された俗なるものを見出す。
仏教の修行の根本は、
業(行為)や煩悩を俗なるものとして止滅させる。
そうすると、
聖なるものとして悟りが顕現する。