資本主義を勝ち抜く企業の会議は30分

会議とは、本来、
人対人のその場限りの一発勝負です。
決まったことを後戻りすることはありません。

よって、
資本主義を勝ち抜く企業の会議は30分だと思います。
なぜなら、
会議の目的は、
誰かに動いてもらうために物事を決定するためにするものだからです。
会議の内容は、
目的に照らすと、
1.論点整理
2.会議でどんな回答や判断をするのかを共有
3.結論
4.根拠
5.補足
です。
1.と2.を10分で共有して、
3.と4.を20分で議論するのみです。
優秀なマネジャーであるほど、
決定を遅らせることの損失を理解しています。
本質的な判断をできないマネジャーであれば、
マネジャーの資格がないということです。
時間の流れが速いビジネスにおいて、
決断の後回しは命とりです。

よって、
会議の全体像から、
決断に至る材料を見通し、
30分以内で決断する。
このような能力が資本主義を勝ち抜くには必須のスキルと考えます。
日本は、
決断のための会議を追求するよりも、
人間関係の摩擦を起こさないことを優先することがあります。
その場合、会議の価値は、情報共有にとどまります。
デジタルツールが発達した時代において、
情報共有の会議は、
決断を後回しにする愚策になりかねません。

よって、
優秀なマネジャーであることを意識して、
会議は30分、
会議開催の基準を、
決断を要する論点か否かに絞ることにします。