大日本帝国憲法

日本で初めて自主憲法を定めたのは、
1889年、明治天皇の名のもとに発布された大日本帝国憲法です。
大日本帝国憲法は、
君主の権力が議会より強く、
ドイツの憲法を参考に制定された。
発布は、
君主の命によって行われた
欽定憲法です。
主権は、
在君の天皇にありました。
議会は、
帝国議会で衆議院と貴族院から成りました。
国民の権利は、
国民臣民です。
軍隊は、
兵役義務がありました。
この憲法では、
大臣の任命や議会の解散、
外国との条約を結ぶことのほか、
軍隊も天皇が統率するものとされ、
その権限はとても強大でした。
大日本帝国憲法の発布により、
日本は帝国主義の欧米に伍する存在となっていきました。