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人生戦略~孫氏の兵法⑫火攻篇

孫氏「孫氏の兵法」は、2500年前の中国春秋時代(紀元前500年ごろ)に、
思想家孫武によって書かれたとされる兵法書のことです。
「孫氏の兵法」は「論語」と同年代の書物です。
孫武は戦争の記録を分析・研究し、勝利を得るための指針を理論化しました。

孫氏の兵法は、共通性のある軍事法則を13編にまとめた書物です。
13編毎に解説をしていきます。
本日は、第12篇.火攻篇(かこう)篇をまとめます。

第12篇.火攻篇 - 時勢を読むこと
火攻篇のポイントは、
天候、日時、情勢の時勢を読むことです。
火攻による戦い方についてまとめます。

■目的
戦をして目的を達成できなければ、
負けと同じである。
有利な状況でなければ動かず、
よほどの理由がない限り戦わない。

■火攻めの5つ
・火人・・・人
・火積・・・兵糧
・火車・・・輸送物資
・火庫・・・倉庫
・火隊・・・陣営

■時勢
「箕」「壁」「翼」「軫」(東西南北の意味)の星座に
月がかかる空気の乾燥した時期が時勢
である。
なぜなら、必ず風が吹き荒れるから。

第12篇.火攻篇のまとめ
火攻篇のポイントは、
天候、日時、情勢の時勢を読むことです。
自分に追い風が吹く時勢を意識して、行動していきます。