見出し画像

意思決定の手法

人生は不確実な状況下での意思決定の連続です。
確率が分かるリスク下での意思決定と、
確率が分からない不確実性の意思決定があります。

リスク下での意思決定の代表的な手法は、
期待値原理(ディシジョンツリー)です。
期待値が最大となる選択肢を選択します。
樹形図を描き、
確率とリターンから期待値を算出します。
期待値が最大となる決定を選択します。
期待値だけでなく、
分散も考慮する意思決定が期待値・分散原理です。
期待値が同等である場合、
標準偏差のばらつきが小さいほうが良い選択という考えです。
次に、
ヘイズ推定のような、
可能性が最も高い状態の中で、
最もリターンの大きな選択をする
最尤未来原理があります。
最尤未来原理は、
情報(与えられた結果)を基に原因を探索する意思決定に利用します。
資本主義のゲームでは、
目標水準を設定し、
その達成可能性が最大になるよう選択する
要求水準原理を利用します。

不確実性の意思決定手法は、
最悪の状態が一番良いものを選択するマクシミン原理、
最善の状態が一番良いものを選択するマキシマム原理、
それぞれの状態が同じ確率で起こると仮定して備えた意思決定をするラプラス原理がある。