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人間の器は歴史の造詣と活用する思考力により決まる

人間の器とは、
自分にとって利益のないことを扱う広さと深さにあります。
人間の器はどう決まるか?
私は、歴史の造詣と活用によって決まると思ってます。
なぜなら、
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶからです。
個人の経験という主観に歪められた思考から考えるだけの人は器の小さい人です。
歴史を自らストーリーとして紐解き、現代の血肉にして判断できる人が器の大きい人です。

自分にとって利益のないことを扱う広さと深さとはどういう意味なのでしょうか?
広さとは、思考の広さ、多様性のことです。
例えば、仕事をしている人が、地域コミュニティの活動やボランティアをする。
また、家庭の父親としての役目、親族のまとめ役、友達との趣味コミュニティの幹事をする。
異なる社会の中で、多様なペルソナ(仮面)を持つ人が思考の広さを持つと言えます。
深さとは、時間軸の長さから思考することです。
例えば、5億年前~1億3000万年前までに栄えた恐竜は絶滅した。
よって、我々のホモサピエンスもいずれ絶滅するであろう。
だから、今を楽しく生きよう。
このように歴史のストーリーから今の事象を考えることが出来ることが思考の深さです。

人間の器とは、
自分にとって利益のないことを扱う広さと深さです。
広さと深さの思考力は、
歴史の造詣と活用によって培われると言えます。