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煩悩を断つ方法

仏教の世界に煩悩が3つの毒があります。
貪とん・瞋じん・痴ち
煩悩の3つの毒を断つことで、
苦しみから逃れ、
より良い人生をおくることができると思います。
それぞれの煩悩を断つ方法を考えてみます。

1.貪とん
欲をむさぼる行為のことです。
人間は物欲が我欲へ執着してしまいます。
欲を断つには、
自分と他人は平等である、
平等の先に、自他は同一であるとの感覚を持つことです。
そうすることで、
自分の感覚が薄れ、
我欲や所有欲は薄れていくと思います。

2.瞋じん
怒りです。
人間は感情の生物です。
どうしても他人へ感情を出しすぎてしまいます。
怒りを断つには、
自分も他人も許すことです。
まずは自分の過去を許してあげましょう。
すると、他人も自分同様、許してあげることができるでしょう。

3.痴ち
私は無知であるということです。
人間が営んできた根本的な教えに無知であると、
苦を生み出しやすくなります。
学習と実践を継続することで、
無知から真の思考、
概念的思考(科学の理)と集中的思考(体験知の実)を手にいれます。
すると、苦から解放されるテクニックが身につくでしょう。