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気持ちを良くするための思考

気持ちは感情から生じます。
感情はどこから来るのか?を科学的に解き明かしていきたいと思います。

生物として、
まずは、
①外界から情報収集
5感を使って情報を入力します。
次に、
②古い内界から情報収集
心臓、肺、腸、平滑筋、皮膚を使って情報を収集します。
内分泌系、免疫系などの身体を使った情報を収集します。
次に、
③新しい内界からの情報収集
骨格、骨格筋を使って情報を収集します。
血液や神経系による身体を使った情報を収集します。

これらの情報収集とは、
ホメオスタシスと呼ぶ恒常性の生物の生理的をパラメーターによる情報収集です。

このホメオスタシスを使って、
人間は情動、エモーションを同時に作り出します。
無意識的な体内の活動、
心拍数、平滑筋の収縮、呼吸、ホルモン分泌、姿勢の変化などです。
これらの情動活動は、
脅威に立ち向かって身体が良好な状態になることを支えます。
ホメオスタシスを支えることを目的とします。

情動の後に、
人間は感情、フィーリングを作り出します。
ホメオスタシスの様々な状態に伴って起こる心的体験です。
情動によって引き起こされる感情と、
ホメオスタシス由来の感情があります。

気分とは、この種のダイナミックな時間変動の結果であり、
長期間にわたって持続されます。

人間の心とは、
気分、情動、感情といった情緒と
体験の内容、風景、事物、音、観念とセットでイメージされるものです。

イメージは、
海馬で短期記憶として意識される。
意識とは、自我としての主観性を持つものである。

海馬で短期記憶されたイメージは、
ストーリーとして長期記憶するかどうかを前頭前野で判断する。
長期記憶した方が良いと判断したストーリーは、
大脳皮質へ長期記憶として記憶される。