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陸上植物の進化となかま分け

陸上に上がった植物は、
5億年近い年月をかけて進化しました。
今、一番繁栄しているのは被子植物です。
かつてシダ植物や裸子植物が主役だった時代もありました。

最初の陸上植物であるコケ植物は、
淡水にすむ車軸藻から進化したものです。
淡水藻である車軸藻は、
1万1千種ほど生息してます。
コケ植物は、
セン類、ツノゴケ類、タイ類でこちらも1万1千種ほど生息してます。
温暖な気候になり、
急速にシダ類の胞子で増える陸上植物が繁栄しました。
シダ植物も1万1千種ほど生息してます。
シダ植物から裸子植物が繁栄しました。
球果類やソテツ類、イチョウ類の種子で増える植物です。
種子で増える裸子植物が、
胞子で増えるコケやシダ植物を圧倒しました。
しかし、
6000万年前ほどから、
取って代わるように被子植物が栄えます。
被子植物は、
胚珠が子房で包まれ、
乾燥した環境でも受精が行えるようになった植物です。
被子植物は双子葉類(おしべとめしべが一体)が16万5千種類ほど生息します。
単子葉類(おしべとめしべが別体)が5万5千種類ほど生息します。
われわれが観測する花は、ほぼ被子植物の双子葉類と単子葉類です。