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無我に至るプロセス

無我に至るプロセスは、
俗性の縁起から聖化の空へ思考を持って行くこと。
聖化の空へ思考を持って行くには、
サウナで体を温め、水風呂で脳内をととのえることです。
すると、
自己、思考、感情のいっさいは、
やがて消えていきます。
わたしの物語が消え、
これまでの人生でわたしを形作ってきた
記憶や概念の虚構性に脳が気付きます。
そうすると、
かつては確たる存在だった自己が、
ただの複数の物語のひとつの自己へ置き換わります。
自分のことが山そのものの場と変わります。
天候によって複数の自己が生み出される感覚に近いです。
自己が収まったら、また場となり存在し続けます。
ただの場となったわたしは、
過去の記憶、現在の地位、未来への期待など、
あらゆる物語から切り離された状態です。
自己を引きはがされた無我の境地は、
精神機能が広がります。
人生の悩みが消え、
強い幸福感を感じます。
困難に直面しても不安が減り、
精神状態を自分でコントロールできます。
無我は自己がなくなるため、
自己とそれ以外の区別がつかなくなります。
心が景色を包んでいる世界を捉えることができるようになります。