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伝達力を鍛える

伝達とは、相手を動かすことを目的とする。
根本、人間は、インセンティブで動く。
インセンティブとは、自らのメリットである。
メリットは、経済的インセンティブか情である。
このどちらに与するかで、伝達を変える。
相手が経済的インセンティブを追求するのであれば、
理性に働きかける。
挨拶、話す準備を整える、アイコンタクト、論理構成である。
問題点、原因分析、解決策を示す。
また、結論から語り、
定義設定、エビデンス、ロジックを組み立て、最後に再度結論を伝えることが良い。
話し方は、
できる限りゆっくり、
相手へ語りかけるように話す。
もし、相手が情を追求するのであれば、
相手を褒めまくる。
相手が語った要約を要約返しして、褒めること。
相手に気に入られることが目的となる。
なぜ、相手に気に入られたいのか?
人間社会では、チャンスをもらうことが大切である。
権力者がどんな人であろうと、
チャンスをもらうためには、
合理性がない理を追求する人である場合、
とにかく相手を褒めて、
気に入られることが大切である。
情を追求する人が話のお相手である場合、
時に理不尽な状況もあります。
その場合、
どうやってその状況を潜り抜けるか?
どうやって嫌な状況を離脱するのか?
手段を検討するようにします。

伝達力とは、
経済的インセンティブを追求する人なのか?
情を追求する人なのか?
相手のパターンを見極め、
話す内容を臨機応変に対応する力です。
準備が大切であり、
話す内容を努力するよりも、
10倍伝える努力をすることが大切と言えます。