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身体の時計と心の時計

人間の身体は、
大脳新皮質と小脳、
または、
大脳新皮質と大脳基底核の2つがループして時間感覚を感じる。
20秒をカウントできる能力はこの身体の感じるによる。
また、1日の記憶は、海馬で記憶する。
約24時間の身体のリズムは、
ホルモン分泌によってとる。
細胞内に1日周期で増減するPERタンパク質がある。
細胞内で24時間周期のリズムで増減する。
周期的な振動が体内時計の基本的な仕組みとなる。
人間の心は、
楽しい時は短く、
つまらない時は長く感じる。
時間経過を気にするほど、
心の時計目盛りが増えるから長く目盛りを刻むから。
また、子どもは時間がゆっくり進む。
なぜなら、
新しい経験を積み、細部に注意を払うため。
片や、大人は時間がはやく進む。
なぜなら、
新たに体験する出来事の数が減り、
子どもより代謝が落ちているため。
身体の代謝が劣ると時間は短く感じられ、
体験した出来事の数が少ないと時間を短く感じる。

時間は科学的にコントロールできる。
例えば、
締め切りギリギリまで作業に取り掛からない理由がある。
なぜなら、
自我防衛機制、逃避行動のいわゆる言い訳を探しているからである。
よって、
作業に積極的に楽しく取り組んでいける目標勾配を設ける。
小さな目標をたてて、
やる気と楽しさを持続させることで、
締め切りギリギリ問題を解消できる。

人間の身体と心の時計を理解して、
時間をコントロールしていきたいと思います。