見出し画像

赤ちゃんの世界には失敗はないし、成長する姿をみて親側が勇気もらうことが多い

赤ちゃんの世界には「失敗」という概念がない

息子が寝返り練習をし出した。寝返り、というのは結果であって、彼が達成したいのは「仰向けからの脱却」と「うつ伏せによる世界の拡張」だ。

赤ちゃんが寝返りをするのは、気になるおもちゃに触れたいだったり、ママやパパの元に行きたいだったりの好奇心によるものらしい。

毎日毎日、鼻息荒小さな体をひねっている。
まだ体をコントロールするほどの運動能力がないので、腰の捻りが意思についていかない。見てる側は「そんなにストイックにならんでも」と言いたくなるくらいだが、彼にとっては挑戦せずにはいられないのだ。

外野から見たら、一回一回のチャレンジで寝返りができなかったら「失敗」に見えてしまうけど、彼の認識では失敗という概念自体がないんじゃないかと思った。

やりたいからやる。前よりは少しできた。それが楽しいからまたやる。

寝返り練習をしだして1ヶ月後、なかなか抜けなかった右手を前に出すことに成功し、仰向けからの脱却とうつ伏せで見る世界を手に入れた。

失敗ってなんなんだ

失敗とは、「物事をやり損なうこと、方法や目的を誤っていい結果が得られないこと、しくじること」と、辞書では書かれている。

いうたら目指すべき結果やビジョンがあって、そこに達してない状態。
未来のあるべき姿と比べて、一致していない時「失敗したー!」と感じてしまう。

「今ここ」だけに集中してたら失敗という概念は意味をなさない

赤ちゃんは「今ここ」だけに集中して生きてる存在だ。
5分後の未来についても何も考えていない。

したいからする。それだけ。
一回チャレンジして、寝返りできんかったから諦めよう…とはならない。

寝返りを成功している未来と、今の自分と比べてギャップに落ち込む思考がないからだ。「今ここ」で何をするか、何ができるかだけを考えて動くと1秒前まで、行動を起こす前と起こした後の今での違いがそこにあるだけ。

今ここだけに集中して、生きてる彼の姿を見ていると、今まで挫折してきたことにチャレンジしてみようか、と思えてきた。
そして5月末から、憧れてたけど手をつけてなかった「文章を書いて仕事にする」ための勉強を始めた。


やりたいからやる、それだけに集中しよう

理想と現実のギャップが大きいと、その差で落ち込んで何もできなくなってしまう。
赤ちゃんの「今ここ」だけに集中して取り組む姿勢を見習おう。

スキを押すと、2/3の確率で冬にうれしい生活雑学を披露します。のこりはあなたの存在をひたすら誉めます。