見出し画像

買った後の後悔がなくなる、買い物の儀式

こんばんは。
今日は「なんでこんな物買っちゃったんだろう?」
という後悔がなくなる、買い物中にしている儀式について書きます。

言い換えると、
心から欲しいもの、満足できるものだけを見極めるための儀式。

ここで、買った後の後悔とは何かと定義しておくと、
買った瞬間は満足感を感じたのに、その後
「なんでこんな物買っちゃったんだろう?」
「これなんで買ったんだっけ?」と反省することです。

お金の使い方を気をつけているはずなのに
気づけば今はいらないものにお金を使ってしまった‥
そんなお金のムダづかいによる後悔は、脳の勘違いによるものでした。
そして、脳の勘違いを上手に問いただして上げることで
満足いく買い物ができると思います。

そもそも買い物の後の後悔ってなんで起こるんでしょう?
後悔は、脳の勘違いによって起こります。
脳神経外科医の菅原先生によると、

脳はムダづかいをするようにできている
その買い物を後悔するかどうかに「金額」はほとんど関係ありません。

とのこと。
安くてたいした金額じゃなくても、大枚はたいて買ったもの出会っても
あることができていないと、いい買い物をした、と思えなくなるそうです。

脳の勘違いについて詳しい話は
菅原先生の著書を読んでいただきたいのですが、
自分の勝手な解釈でまとめると

「脳はあらゆる言い訳をつけて欲しいと思い込むのがめっちゃ上手い」
ってことだそうです。
世の中の広告や、「セットで頼めば200円引き」「タイムセール!」などは
脳が欲しいと思い込むクセを知った上で仕掛けられているです。
ぜ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んぶ罠。

そんな罠にかかって脳内暗示がかかった状態で買い物をすると
99.99999999999%後悔します。

ぶっちゃけていうと、私は散々罠に引っかかって
特に洋服の買い物で失敗しまくってきました…!


暗示を解く3つの質問

そんな罠から抜け出すために儀式があります。
内容は簡単、自分に3つの質問を問いかけるだけです。

1、主人公は私か?
2、いつ・どこで・誰と使うものか
3、見栄や見返りに踊らされていないか?

後悔のない買い物、つまり満足度の高い買い物のルールの基本原則は
そのものや体験にお金を使うときに、”ストーリーを正しく描く”ことが
できてますか?と自分に問いかけることです。

ストーリーっていきなりなんやねん、と思われるかと思うので説明しますと
例えばお店で可愛いマグカップを見つけたときに
「可愛い、欲しい」と思ったときに
「ちょうど仕事場で使う用のたっぷり入るサイズで、レンジでも使えるマグカップを探してたんだよね。普段飲んでるカップは小さすぎてなんども汲みに行く必要があるから作業効率悪かったんだよね…この色合いだとずっと使っても飽きがこなさそうだしじっくり使っていきたいな」
などと描いていますか?ということです。

この例みたいに、具体的にその物をお家へ迎え入れたときの
具体的なイメージして買ったものは、予算を多少オーバーしても、
ムダだという後悔はしにくいです。(体験談)

しかーし、
同じマグカップでも
「このマグカップ30%値引きだしお得だから買おう」
というストーリーの描き方だと、後悔する可能性が高いです。

具体的なストーリーを描いて、
その上で要不要を判断することができれば、
買い物の後悔はぐん、と減ります。

3つの質問がなぜ効果的なのかを具体的に説明していきます。

1、主人公は私か?
描かれたストーリーの主語は、あなたになっていますか?
私が考えて、私が使うならOK。

でも実際お店では
「30%値引き」「在庫限りです!」「お似合いです!」
など店員さんの言葉や、商品情報に注目しちゃいますよね。


「値段が安かったから」
「店員さんが勧めてくれたから…」
と自分以外が主語になっているストーリーになっていませんか?

2、いつ・どこで・誰と使うものか
本当に好きなもの・満足のいくものを買うコツは
具体的に想像することです。

洋服の場合、
・3パターン以上の組み合わせが可能か、
・どの季節のどんな場面でどんな人と出かけているときにその洋服を着るのか、
・着た後のケアはどうやってするのか(自宅でできるのかクリーニング必須なのか)
は最低限考えます。

特にセール期間は値段で買いがちですが、
値段で買った服をいつどこで誰と、を想像せず買っていると
部屋着以外にできないということも起こり得ます。

3、見栄や見返りに踊らされていないか?

最後の問いかけは、「人目」の問題です。
自分の持ち物を考えるとき、どうしても見栄の心理が働きます。

例えば、異性へのプレゼントを贈るとき
「このプレゼントで、相手の心を動かしたい」
「これだけの価値のあるものを贈るのだからきっと好意を持ってくれるはず」

などという下心と自己顕示力でプレゼント選びをしたら、
立派な見栄ですし、後悔する可能性が高いです。
場合によりますが、人の好意はもので釣れない気がします。
(単純な金づるにはたやすくなりうるけども)

「これ、あの人に似合うだろうな」と
他人と自分を比較するようなストーリーでなく、
具体的に想像できた場合は、満足いく買い物ができます。


まとめ

「なんでこんな物買っちゃったんだろう?」
という後悔がなくなる、買い物中にしている儀式は
3つの問いかけをすること。

1、主人公は私か?
2、いつ・どこで・誰と使うものか
3、見栄や見返りに踊らされていないか?

と自分の心に問いかけて、今買おうとしている
ものや体験と向き合ってみてください。

ケチケチするという訳でなく、
お金を自分がワクワクする、満足するものと
交換できるよう、3つの問いかけをするのです。

最近は問いかけによって、
むやみやたらセールで買ったり、
店員さんの言葉を信じすぎたりしないようになりました。

明日からできる小さなライフハック。
やってみると想像以上に生活の満足度が変わりますよ〜!



スキを押すと、2/3の確率で冬にうれしい生活雑学を披露します。のこりはあなたの存在をひたすら誉めます。