2022年5月 memo振り返り

岩田健太郎 一秒もムダに生きない 時間の上手な使い方

時間の上手な使い方とは、「今自分がやりたいこと」、その気分を自身が感知して優先的に行う態度のことだと述べてきました。そのためには、「今」自分がやりたいことが分かっていなければなりません。いや今自分がやりたいことが存在しなければなりません。「将来」やりたいこと、ではなく。
にもかかわらず―― 僕らは毎日、一所懸命生きています。わずかな時間を削り取り、より有効な時間の使い方ができるよう、仕事のパフォーマンスを最良にしようと努力します。 その努力は、地球規模で見れば本当にささいなことです。僕のような医者がどんなに工夫して薬を処方しても、患者さんが「死ななくなる」わけではありません。いつかは死ぬ患者のその死を先送りに、わずかに先送りにしているだけです。 しかし、その先送りによって、もしかしたら愛する人と過ごす時間がもっと持てるかもしれない。美しい言葉と出会える時間が持てるかもしれない。素敵な観劇ができるかもしれない。楽しい読書ができるかもしれない。
 だから、時間を削り取る「ちまちました」営為は決して無駄ではない。 そんなふうに、僕は思います。

前野ウルド浩太郎 バッタを倒しにアフリカに

貯金は食費にあて、研究費はありがたくミッション代やティジャニの給料に使える。この最後の手は、もってあと一年。鳴かず飛ばずの惰性でいくよりも、わめき散らしながらの一年に全てを賭けてみよう。惜しむことなど何がある。出せるものはなんでもさらけ出し、思いつくことはなんでもやってやれ。それだけが悔いを残さず、昆虫学者になる夢を諦める唯一の方法だ。一片たりとも未練を残さない。たとえダメでも堂々と胸を張って路頭に迷い、せめて鮮やかにこの身を終えよう。

岡本太郎

どう見られているかじゃなくて、これをやりたい、やる。やりたいこと、やったこと。それだけが自分なんだ。

中村哲

医療の延長で、これは平和活動ではない。より多くの人々を助けるにはどうすればいいかということを考えてやったことの結果、犯罪が少なくなり、治安が良くなった。結果平和になった。戦争なんてしている暇はないんです。生きることに必死にならなければ


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