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刻言五選 2022年4月

「困った」といわない

 COTEN RAJIO 高杉晋作

桜って、「はかなく散る」というイメージで使われやすいですけど、違うと思うんです。一瞬で散るけど違う。その一瞬のために幹や根がり、時期が来れば花を咲かせる。だからその幹であり根である「人としてどうしてあるか」。その部分が大事なんだと、桜の木を見て感じます。

村田諒太

さらに上を目指します〟なんて、言葉だけなら志の高い人って感じでかっこいいけれど、もっともっと進化したいなんて実はただの本能なんだから、本能のまま生きすぎて、野蛮です。足るを知れ、って言いたいのかって? ちょっと違う、足らざるを知れって言いたいの。足りますか、足りません。でもいいんじゃないですか、とりあえず足元を見てください、あなたは満足しないかもしれないけれど、けっこう良いものが転がっていますよ。

綿矢りさ『勝手にふるえてろ』

雨ふらば降れ、風ふかば吹け──。

山口雄也「がんになって良かった」と言いたい

これさえできれば死んでもいい。そう思えるものに一瞬一瞬を投じるように生きる。その努力の日々こそが報酬。

NONAME

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