経営学で政治行政ゼミ_秋山浩保

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小池都知事は、ドライで、「ノリ」で生きている?

文藝春秋オンラインで、小池都知事についての鼎談がある。お馴染みの田崎政治評論家、奥谷ザアール創業者(女性起業家のパイオニア)、澤元都庁職員の3人。それぞれの個性が出ていますが、小池都知事と数十年付き合いのある奥谷さんの評に注目してしまう。 奥谷さんの小池都知事評をいくつか抜き出してみる。 メッタ切り。厳しい発言もあるけれど、男社会の政治の世界で、アナウンサーから成りあがった手腕は、相当評価している発言もある。でも、その裏側もあって、「誰と組むか」を嗅覚で選び出し、過去の関

    • ふるさと納税は、市場原理を活用した地方創生だ

      ダイヤモンドオンラインで、菅前首相による、ふるさと納税制度導入における官僚とのバトル回顧がされている。 制度導入の思想は、「ふるさとへの恩返し」である。地方で育って、都会に移り、都会で生活して都会に納税するというのは、いかがなものか、育ててくれた地方に恩返しができる制度を作ろうと。 官僚からみれば、住民税は受益者負担としての税なので、税の原則から逸脱しているということで反対。官僚にとって、法体系の原理原則を一貫させるのが正義なので、この理屈はその通りだと思う。 しかし、

    小池都知事は、ドライで、「ノリ」で生きている?