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大人になる為に…

皆さんこんにちは!

天才です。
今日は途中から有料記事ではなくほぼ全てを公開して
皆様に楽しんでもらいます。

突然なんですが
中学生の時に

エロ本が欲しい!

って思ったわけですょ。

正常な男の子ですね。

ただコンビニでは買えないし
ネットで購入すると親にバレるし
さぁどうする?!

ここからアッキー少年の冒険がはじまりました!
同じ目的を持った1人の友達と朝の8:00に地元俱知安駅に集合しそこから電車で1時間ちょっと小樽に到着

実は小樽にはエロ本を自販機で売ってるの場所があるのを噂で聞いていたのだ!

しかし場所がイマイチわからない。
もちろん道ゆく人に「エロ本の自販機ってどこですか?」なんて聞けない。

ただ小樽水族館に行く途中に自販機がある事は知っていたのだ。

それなら話が早い。
友達とバスで小樽水族館に向かう事に

バスの乗り方もイマイチわかってなかったが「エロ本の自販機どこですか?」ではなく「小樽水族館に行くにはどのバスに乗れば良いですか?」なので余裕でまわりの大人訪ねて助けてもらいながらバスに乗車した。

念のためにバスの運転手さんにも「このバスは小樽水族館に行きますか?」と確認した。
バッチリだ!

僕たちは作戦を立てた。
①小樽駅→水族館に到着するまでに自販機を絶対に見つける事

②自販機があったらすぐに秘密の合図で教える事

まずは仲が悪くなったわけでも無いのにバスの別々の椅子に離れるように座る。
理由は簡単!
自販機を見逃さない為に両サイドを目視する為だ。

僕はバスが動き出してから窓に張り付き外を眺めた。

しかし20〜30分してもなかなか発見できない。

乗車してしばらくしたら友達が「アッキー今何時?」と言ってきた。
僕は思わず反対側を見渡した。

あった!!!

そう。「アッキー今何時?」は僕らが決めた隠語で「エロ自販機があったぞ!」を意味するのだ。

まわりの乗客にはバレていない!

我ながら優秀な隠語である!

僕らは瞬時に次の最寄駅をインプット。
ただし今ここで下車すると運転手さんに乗車する際に「小樽水族館に行けますか?」と聞いているので怪しまれる。

しょうがなく行きたくない小樽水族館まで行く事にした。

小樽水族館に到着してバスを下車
一瞬小樽水族館に行きたくなったが心を鬼にしてエロ本を見つける事を人生の優先事項にした。

小樽駅行きのバスに乗車して
エロ本自販機を目指す。

ここだ!
「おります」のボタンを押して
バスを下車。

歩いてエロ本自販機を目指す。

300メートル先にトタンに囲まれた
エロ本自販機が見える。
僕らは走った!!
笑いながら全力で走った!!

走りながら大人の階段を登る感覚があった。

息を切らしながらエロ本自販機に到着!

おそらく300メートルを人生で一番早く駆け抜けた!

友達と1冊ずつ購入してあとで交換する事を約束した。30分ぐらいどの本を買おうか全集中で選んだ。
人生で一番キラキラした時間だったかもしれない。

自分が買う本を友達に発表するのが少し恥ずかしかった。
思春期だ!!

僕の記憶だと「夏だ!ビーチだ!ギャル特集」みたいなやつを選んだ!

それはさておき自販機に千円を投入。
ワクワクしてると千円が返ってくる。
もう一度投入…

あれ?返ってくる!!

その後僕たちは膝から崩れて落ちた。
なんと自販機は時間設定がしてあり8:00〜20:00は子どもが購入できないように販売中止になっていたのだ。

20:00まで待てるはずもなく

僕たちのエロ本をゲットするミッションは
失敗に終わった。

ちょっと泣きそうになりながら再びバスに乗り小樽駅へ

駅前の長崎屋でご飯を食べたり色々友達と話をしたが
ミッション失敗のダメージはデカく。

エロ本は偉大だし大人の階段を段飛ばしで登ろうとした罰だという事に気づいた。

小樽から俱知安に帰る電車の中で友達が「今何時?」と聞いてきて「エロ本自販機発見か!」ってツッコミを入れたら「いやそうじゃなくて…」と言われた時に本当にミッション失敗したんだと実感した

僕らは大人になる事を急ぎすぎたのかもしれないって思いました。

尾崎豊は盗んだバイクで走り出した15の夜だったかもしれないが
僕自身は買えないエロ本で半ベソの15の夜だった。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
今日は普段僕がどんな記事を書いているのか見てもらうために全内容を公開してみました。

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