存在証明

大きな写真展を終えました。
久々の展示、とても楽しかったです。
たくさんの方が私のスペースでたちどまってくれて、何かが響いたのかな、と思っています。


さて
大勢のカメラマンさん、モデルさんを短期間で見て頭がパンクしています。
そしてそれと同じく、自分の存在価値について考え込んでしまいました。

私は所謂美人ではありません。
身長も低く、体型も普通です。
表現力やカリスマ性という、測れないものは、かなりアクの強いものとなってセルフポートレートとして見ることが出来ます。

「見た目の美しさ」は、私にはそんなにないのです。
2年前から始めた仕事は、人前に出るものです。
「美しい姿」を見せなければいけない仕事です。
以前より「美しさを意識する」ことは出来ました。
姿勢であったり、メイクであったり、ポージングの時。
けれど仕事で関わる人達は、容赦なく私に言います。
「太ったね」「肌荒れ酷いね」「汚い」
でもそんな容姿についての事を、さっきの言葉ではないにしても、私は過去に人に言ったことがあるんです。
今それが、自分に跳ね返ってきてるんだなと思っています。


私に天性の才能さえあれば、自信に溢れていたかもしれません。
でもそれは多分私ではないんだなと思います。


ありのままの私は、多分泣きたいのだと思います。

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