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MG(マネジメントゲーム)2回目にしてようやくルールの全容を知る。

数か月ぶり、2度目のMG(マネジメントゲーム)に参加してきました。
タイトルの「全容」とは、誇張でもなんでもなく、1度目には理解できていなかったルールがいくつもあったというリアルストーリーである。


1.TOCの理論も取り入れてチャレンジ


2度目の参加は、もちろん前回の反省点を生かして、さらに、先日受けたTOCのボトルネック理論を念頭に入れながらのゲーム運びを心掛けたところ、中盤で割と良いルーティンで自己資本を増やすことができました。
なんと参加2回目4期目にしてシニアルールの卓に潜り込むことができました。(今回は2卓しか無かったことはナイショ♡)
これは成績優秀者の6名のみが参加できる市場(卓)で、もちろん上級者の皆さんがずらりと顔を並べていました。
前期で手持ち金が多い状態で決算を迎えることができ、鼻息も荒く大型機械を購入して4期に臨みましたが、そこはやはり初心者。いきなり現金不足で手詰まり、4期の前半は会社盤を整えるので精いっぱい、5期はジュニアルールの卓に戻りましたとさ😂
ルールを把握しきれないままシニアルールとジュニアルールを行き来したことにより5期も序盤はガタガタでしたが、そこは大型機械パワーでなんとか倒産は免れました。
でも、シニアルールを経験し、大型機械の購入も経験したことにより、一応、シニアとジュニアのルールは把握できたように思います。
結果オーライ✌

シニアルールは、ジュニアルールより厳しいルールが課され、次期も考慮に入れた戦略が必要になることがわかり、また次回参加の課題が見つかったように思います。
実際の会社運営も当期の利益ばかり追求してはだめで、次期ばかりでなく、5年後、10年後、その後のビジョンも持ちながら経営しなければいけないのでしょう。本当によくできたゲームです。


2.講義の内容も恋!濃い!鯉!


ゲームの間に少しずつ講義があるのですが、今回はとても濃い講義を聞けました。今回参加の初参加の方がとても優秀で、講義にいつもより多く時間をさけたみたいです。すばらしい✨

・ビジネスパワー分析


 ひとつ目はビジネスパワー分析。これは経営の能力とか経営者の能力が思っている以上に広範囲の能力が必要なのだと気付かされるものでした。

当然ながら、「算数」や、「決断力」「先見」「カリスマ(人間力)」のようなものは当たり前に必要なのですが、それだけではなく、研究・広告・教育・バランス力、価格力、そして「互恵力」が必要になります。

互恵力とは読んで字のごとく、互いを気にかけ、助け合う心を持っているかということです。これは本当に大事なことですが、学校や他の経営塾では教えてもらうことのない能力だと思いました。そういう心遣いをまったくしていないかったので自分でとても恥ずかしく思いました。

(大きな意味で言うと、自社とか他社とかそういう話でなく、地域とか、県とか、日本とか、業種によっては世界とかも視野に入れて善悪や進退を考える目が必要になるということでしょう。スケールがでかすぎるとイメージがわかないのでそこまでは考えないようにします💦)

そして、このビジネスパワー分析の特徴は、自己評価はもちろん、他社からも評価をいただき、自己評価と比べるというなんとも恥ずかしいものでした。
しかし、実際の経営者に物申せる(評価する)人などいるはずもなく、裸の王様になっている経営者もい多い中、お互いに評価しあうということはとても有意義ですし、また評価しあえる仲間がいるというのもとても心強いと感じました。そして、誰に対しても恥ずかしくない自分でありたいと願い、身も引き締まる思いでした。
これもまた、よくできてるなと感心するばかりです。


・OPQR分析


OPQR分析とは、品質管理の手法の一つで、製造業や生産現場で品質改善や問題解決に活用されます。はやりのチャットGPTによると、OPQRは次のような意味を表しているようです。

O - Operation(操作):問題が発生する可能性のある操作やプロセスを特定します。
P - Potential Problem(潜在的な問題):潜在的な問題を洗い出し、それが起こる原因を明らかにします。
Q - 品質管理(品質管理):問題を解決するために、品質管理に関する手法やツールを使って改善策を検討します。
R - Reaction Plan(対策計画):発生した問題に対して、適切な対策を講じる計画を立てます。
OPQR分析は、問題を予防するための手法としても有用であり、繰り返し改善を行うことで品質改善を実現することができるという優れた手法です。


と、上記はちょっとむずかしい表記になってしまいましたが、MG的には、以下の図のように、自社商品をそれぞれ4つの領域に分類することから始まります。

表は、右上から時計回りに、O・P・Q・Rと、領域に名前がついています。

X軸(横軸)は、粗利率。
右に行くほど、粗利が高い商品です。

Y軸(縦軸)は、個数。
上に行くほど、多く売れている商品です。

O領域=OK商品(見直す必要のない商品)
P領域=P(価格)を上げるべき商品
Q領域=Q(数量)を上げるべき商品
R領域=Rescheduleするべき商品(見直す必要のある商品)


この表によると、
P領域にある商品は、Pを上げるべき商品。
Q領域にある商品は、Qを上げるべき商品。
R領域にある商品は、PもQも少ない商品。

R領域に至っては、商品価格・売る数、そもそも仕入れるかどうかを、もう一度、考え直すべき商品です。

このように、O領域に、全ての商品が該当することが、ゴールになります。
この表に当てはめると、商品それぞれの現状を一目で誰でも把握できるという優れモノでした。
これなら社内での認識の統一が容易になること間違いなしですね!

・・・まぁ、私はひとり起業なのですけども笑


3.まとめ


今回も学びの多い二日間となり、大満足!
そしてやはりへとへとの2日間でした😂

懇親会という名の3.5期、そしてローカルメンバーのみの5.5期も参加させていただき、有意義な時間を過ごさせていただきました。
MGそのものも、もちろん学ぶことは多いが、この夜の反省会がまたさらに学びを深め、そして仲間の絆を作る場となっていることは間違いなく、このコミュニティに身を置けることがうれしく、ありがたいと強く感じています。

今回学んだ「互恵」の精神。忘れないように心に刻みたいと強く思いました。
MGの参加者のみなさんがいつも前向きで、親切で、良い言葉を使う人たちだということが妙に腑に落ちた二日間でした。
次回は5月。
楽しみです❣

それまでに自身のネガティブ思考、直さなきゃ💦

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