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主宰するトークイベントに手話通訳者の方をお招きしたことがある。手話と言葉の行き来きとはどういうことなんだろうと興味をもって聞いていたが、僕が手話をできないだけにその感覚がなかなか掴めず、新しい日本語やカタカナ言葉はどうやって訳すんだろうと言葉の変化方法ばかり注目していた。しかし、話が深まっていくなかで、美術館の鑑賞ツアーを手話でやると面白いという話になった時に、自分の認識が根本から間違っていたことに気がついた。言葉と手話は、含まれている情報量が全く違ったのだ。言葉は例えるなら