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日日是好日

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その日に見たこと、話したこと、読んだこと、考えたことの記録
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#日記

取材

「富岡町に移住してきた立場としてインタビュー受けてもらえませんか?」と移住事業の担当者から連絡を頂き、インタビューを受けた。なんでここに来たのか?生活はどうか?など60分ほど、あれこれ話をさせてもらったけど、果たして移住希望者の参考になるのだろうか。生活の利便性は確かに高いとは言えないけど、それでも60分もかからずにいわきに行けるし、仙台にだって90分ほどで特急一本で行ける。夜はとても静かだし、朝は季節によって異なるけど、春先だとウグイスの大合唱で起きることができる。海は近く

大分へ

先日数年ぶりに大分へ。大分県内各所で行われる文化芸術活動や移住政策などの現場を視察しつつ、その前後で久方ぶりの友人知人と再会したり、新たな出会いにも恵まれたりと、充実した滞在ができた。特に別府ではホテルのフロントや路上では「久しぶり」と声をかけてくれる方も多く、離れて10年以上経った今も覚えていてくれる人がそこにいることが素直に嬉しかった。 事前に大分に行くことをSNSに投稿したところ、1人の友人が周りに声をかけ20名近くが集まるまるで同窓会のような機会を作ってくれた。元同

別府にいた時

clubhouseで前職のボスと話す。相変わらず面白い活動をやってるようでいい刺激をもらう。今の展示見に行きたいな。なんとか3月までにはいけますように

たき火の音

静かでも多少音があってもやることをやる時は割と集中できる方だと思う。ただ、家での仕事だとどうしても無音になってしまうことが多く、むしろその状況に飽きつつあるのでここのところはBGMを入れるようにしている。さてなんにしようと思ったときに、このたき火の音を見つけた。これが思いの外集中できる。不規則なリズムの中にあるリズム感が気持ちよく、火の熱は感じられなくとも不思議な心地よさを覚えるのは気のせいだろうか。

美味しいコーヒー

清澄白河には美味しいコーヒー屋さんが多く、住むにはとてもありがたい環境。つい先日には「KOFFEE MAMEYA-Kakeru」が清澄白河にオープンしたので、その噂を聞きつけ早速行ってきた。店内の広さやバリスタとのコミュニケーションはどれもいい塩梅で、何よりコーヒーカクテルが美味い。身近にちょっと小旅行できるスポットが生まれてますますこの街が楽しくなりそうだ◎

雪の風景

積もる雪を見たのは久々だった。訪れる人にとっては新鮮で美しい雪も、この地で生きる人にとっては時に大きな問題を引き起こす。ただ、そうした雪ゆえに生まれた知恵や技術、文化があるわけで、やはり人がもつ適応する力こそ最も優れたクリエイティビティだなと実感した、短い新潟滞在。

お喋りで僕らは生きている

ここ数日は右も左もclubhouse。フラットデザインでもない、印象に残るアイコンをクリックしてできるお喋りサービスはたしかに最高だ。コロナ禍を経て多くの人が気づいたのは他愛もないお喋りこそ、僕らにとっていかに楽しい場所であり精神的にも必要なものだったのかということ。ぼんやりとした目的もなく話す面白さは誰もが経験したことがあるものだし、それを奪われた中で拡がるこのサービスは時代感にあってるなと思う。それでも人と早く会いたい気持ちはますます加速するんだけどね。

往復時間

久々の現場確認のために長野県は木曽町へ。懸念事項も大方クリアできてよかった。帰路は車に乗りながらズームミーティング。こんなんができる時代だもんな。どこでも働けるのはいいのか悪いのか。往復8時間はやっぱり疲れるけど、久々に人とワイワイ話しながら仕事できて楽しかったというのが今日のハイライト。 人と直接話すっていいな。

絵画にダイブする

主宰するトークイベントに手話通訳者の方をお招きしたことがある。手話と言葉の行き来きとはどういうことなんだろうと興味をもって聞いていたが、僕が手話をできないだけにその感覚がなかなか掴めず、新しい日本語やカタカナ言葉はどうやって訳すんだろうと言葉の変化方法ばかり注目していた。しかし、話が深まっていくなかで、美術館の鑑賞ツアーを手話でやると面白いという話になった時に、自分の認識が根本から間違っていたことに気がついた。言葉と手話は、含まれている情報量が全く違ったのだ。言葉は例えるなら

人の密度

雪予報は杞憂に終わり、シトシト雨の中シンポジウム会場へ。初のオンラインシンポジウム開催は冒頭配信エラーがあったものの終わってみれば大変学びの多い時間だった気がする。オンラインになってから人と密度の高いディスカッションの機会は少なくなった気がする中、とても刺激的な時間だった。要件を満たす会話が多くなり、趣味の話や無駄話をする機会は日常生活の中でますます減ってきた。合理性と効率が求められる会話や行動が知らぬ間に自分を蝕んでいるのかもしれない。

皮膚を鍛える

母親から資料を印刷できないのでみて欲しいとLINEが入る。届いたファイルをみながら電話をすると、近々取材を受けるそうで、そのインタビュー時に使うための下準備の資料だそう。メモかと思いつつも、所々(笑)と書いてるし、どういうつもりで書いたんだろうと思いながら文章を整えコンビニで印刷ができるように手筈を整える。印刷をコンビニ指定すればすぐに印刷できるなんてなんていい時代なんだ。 北海道に住んでいる弟から、白銀の中にあるプライベートサウナを楽しんでいる動画が送られてきた。熱々のサ

弱い強さ

今週のポイントだったミーティングを終え、対面の面談に向かうために自転車で移動すると、春のような暖かさだった。季節外れのという気もするが、やはり暖かいに越したことはない。暦の上で春がくる立春はいつかと思ったら今年は36年ぶりに2/3とのこと。 弱いという強さを最近よく感じる。新型コロナウイルスの致死率がエボラウイルスほど高ければ、社会は一気にロックダウンとなり、接触機会が大幅に減り一定期間と残念ながら一定数の死者が出た後にウイルスの感染拡大も収まるだろう。しかし、このコロナは

作品の力

まもなく終了する大山エンリコイサム展と冨安由真展のために横浜へ。やはりスクリーン越しには伝わらないディテールを見れたり、空間の中でのサイズ感や配置、ってこの部屋と次の部屋への流れなど、展覧会は体で見るものだと再認識。帰りがけには駅でMacBookを開きzoomで打合せをやるなど、働くことの境界線がますますぼやけた一日。遊ぶことも働くことも、生きることなんだよな

恐竜がたくさんいた頃

移動時間を考えなくていいからと矢継ぎ早にMTGを入れる癖を減らすことこそ、オンラインで働き続ける上で必要なスキルな気がする。双方移動に時間がないからギリギリまでと話していると、チェーンのようにMTGが続いていくということにそろそろ気づいた方がいいな。 今日は毎月行っている「ちそうの学校」の配信日。今日は「長崎恐竜物語」として学芸員の中谷さんをゲストに招いてのトーク。彼の人の話に対するリアクションはどんな意見も安易に否定せず「そういうこともあながち間違えではなく」や「こういう